2017年3月25日(土) 浜名湖シーバス アミパターンで釣れたルアーと、釣り方を分析してみる

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シーバス釣行記録

こんにちはギョギョライターです。
春パターンを代表するバチ抜けパターンともう一つ、厄介な「アミパターン」。
今回かなり苦労したので次回のアミパターンで釣るべく、釣り方を考えてみます。
僕は釣れなかったのですが友人が難しいアミパターンの中、見事にキャッチしたのでその様子を参考にします!

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当日の潮回り


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3月25日(土)の潮回りと状況
釣行時間 18:00~22:00迄

最近調子の良い前回の記事と同じ浜名湖のシャローポイントへ。
大潮前日という事で潮も効いてるだろうと、条件的に期待が出来る。
小雨の予報だったのでそこだけ心配だったが、満潮の18:00からの下げが時合いと予想。
前回調子のよかったルアー、カーム80で一気に勝負を仕掛ける!
そして・・・・

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友人のF君が釣ってくれました!
2バイト、1キャッチの釣果。
僕はノーバイトの坊主です・・・。
圧倒的釣果の差。
F君にとってシーバスは貴重なたんぱく原なのでキープ。
シーバスのお腹の中には爪の指ほどのアミが入っていたとのこと。
そう、今回のテーマはアミパターンです!
彼がアミパターンを制したルアーとは・・・・!!

浜名湖当日の様子

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18:00ポイントIN。
先週よりも潮回り的にも水深がありますね。
潮目はまだハッキリとは出ていない様子。
友人F「今日は釣れる気がしない・・・。」
僕「そう?今日も釣れそうな雰囲気がするぜ・・ッ」
※この瞬間フラグが立ちました。

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19:00頃、謎の花火があがる。
なんでこんな時期に・・・?
さて、今日の僕の作戦としては、先週もこのポイントでF君ノーバイト、かたや僕は2キャッチ、1バイトという素晴らしい釣果をたたき出した安心と信頼のハーム80のレッドヘッドを切り札に、まずは他のパターンの可能性もあるので、表層から誘う。

当日のルアーローテリスト

ミノー
表層付近:エリア10
中層付近 :ザブラ システムミノータイダル

シンペン
表層付近:アルデンテ95S
中層付近:カーム80(本命)

控え
レンジバイブ50
ローリングベイト その他多数
こういったラインナップ。

まぁ今日もシンペンでの釣果で勝負が決まるだろうと
調子に乗っていた。
何を・・・投げても・・・釣れない・・・っ‼
圧倒的・・・っ‼
圧倒的スルーっ・・・‼
そんな僕をよそに
友人F「きたっ・・・・! あ!ばれたっ!」
圧倒的バイトっ・・・!
さぁ事情聴取の時間だ。
バイトのあったレンジは?カラーは?ルアーは?

167f.jpg

問いただしたところヒットルアーはマリアブルースコードⅡでした。
シンキングペンシルですね。


着底後わりとすぐ奥の潮目付近の中層レンジで明確なバイトがあったとの事。
うーん、やはりシンペンが強いか。
僕はカーム80で狙う。
19:30頃またF君にバイトが。
友人F「きた!」
しかし、またもやフッキングが甘くばれた様子。
かなりショートバイトのようだ。
ルアーはまたもやマリアのブルースコードⅡiconでした。
ルアー自身がそこそこ大きくて重量があるのでショートバイトの吸い込みでしっかり乗らないようだ。
今回は岸から手前15m以内の近場でのスローリトリーブでヒット。
僕?ノーバイトでんがな。
同じ海で釣りをしているとは思えない。
レンジはほぼすべて探ってるので、カラーか?アクションか?露頭に迷い始める。
そこでブルスコと似たようなルアーの

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imaニョッキーを投入。
ちょっとシルエットが細めのシンペン。
ブルースコードⅡよりはアクション、シルエット共に控えめだが、似たようなルアー。
しばらくすると

友人F「キターッ‼○▼※■・・ッ‼」

今度は確実にフッキング‼
ぐぃーっと重くなった感じのバイトだったようなので、ガッツリ食いにきている様子ではなさそう。

ブルースコードでシーバスヒット!

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約40cmのシーバス!おめでとうございます!
下が岩場でメジャーがかなり適当で写真だと40cm切ってる感じがしますがちゃんと計ったら40cmでした。
今回も割と至近距離の早巻きでHITだったとの事。
もちろんルアーはマリアのブルースコードⅡで、ちなみにF君は別にずーっとこのルアーを使っていたわけではないです。
ちょこちょこルアーローテもしてるが、バイトがあるのはブルスコのみ。
F君は別にマリアの回し者でもなんでもない。
むしろ前回僕がカーム80で爆ったんで、何かシンペンをと思って今日初使用のルアー。
確実にこのルアーだから釣れている。
今回のようにここまでルアーで釣果に差がでると、絶対に何か理由がある。
というわけで僕なりの分析タイム。

なぜブルースコードⅡだけ反応があったのか

167f.jpg

次回同じパターンで釣るべく考えてみる。
もちろん僕の個人的な仮説と考えなので絶対では無いのはあしからず。
まず確定している情報として、釣行後に分かった事だがシーバスが捕食しているのは間違いなくアミ。
アミパターン。
そしてフィールドの様子は前回よりも水深があり、流れも強いと言う事。
ルアーで確実に釣果の差が出ている事から考えられる仮説は4つ。

1.そもそもシーバスがマリアの回し者
2.ルアーのカラー
3.リアクションで釣っている
4.ルアーのアクション
1.そもそもシーバスがマリアの回し者説

1.そもそもシーバスがマリアの回し者

ふと頭によぎったが、断言しよう。これは無い
なぜか?
シーバスになんのメリットもない。

2.ルアーのカラー

よくアミパターンではクリアカラーが使われているようだが、今回はチャート系。
面積的にはパールカラーとなりそうだが、僕が使用したブルスコにあてたニョッキーはクリアチャートなんでカラー的にはそこまで違いは無いはず。
僕はもともとカラーと魚が釣れる関係性の重要度は低い考え方であり、(無視はしてませんが)何かの文献で見たが魚が一番反応するエサの色は「白」だそうで、自然に無い色でも釣れる事からあまり重要視はしない。

3.リアクションで釣っている

アミパターンで有効な釣り方は2つ、アミの群れを意識したルアーを流す事と、アミを待ち伏せているシーバスをリアクションで食わす事。
今回の最初のバイトと最後のキャッチしたバイトは着水後すぐ、と、近場での早巻きでHITした事から、アミを待ち伏せしている魚の目の前を通しリアクションで釣らせたともとれる。
しかし、2匹目はスローリトリーブであり、かつ僕はリアクションですらバイトが無い。
たまたま魚がいないところへ投げていたと言われればそれまでだが、2匹目のスローリトリーブでのバイトは無視出来ない。
ブルースコードⅡはリアクションでも釣れ、アピールでも食わせているともいえる。

4.ルアーのアクション

僕はアクションの違いは関係が大きいと判断。
前回僕がカーム80で釣った時もアミパターンではあった事に変わりはなさそうだが、前回と違うのは今回は潮がしっかりと効いている点。
今回の様に潮の流れが大きい場合は、アクションが大きいほうが「より生き物と認識させる事が出来る」のではないか?
潮の流れが速いときは当然ゴミや小魚など、水中の物体の動きも早く大きくなる
逆に流れが小さい場合は水中の物体の動きもスローであり、アピールの小さいルアーでも生き物と判断しやすい。
流れが小さい場所でアピールが大きいルアーはかえって不自然でスレさせるのでは。
今回のような潮が効いている場所でアピールが小さいのは流れるゴミと同じでシーバスが生き物だと判断しづらく、目立たない。
従ってリアクションすら取れないのではないだろうか。

次回アミパターンで試してみる事

アミパターン攻略の仮説として、アミを探して捕食しているというより、シーバスは食う物がアミしかないからアミを食っているのではないだろうか?

時期的にエサとなるベイトフィッシュが少なく、探しても体力の無駄となるシーバスはそもそもエサを探す気が無い。
僕がシーバスだったらほとんどいない小魚を必死に探すのは効率的ではいし、(もちろんいれば食う)仮に小魚を見つけても捕食出来るとは限らない。
であれば、基本的には流れてくる「何か」を待ち伏せて食べるスタンスになる。
基本的にはこのスタンスが多くなると思う。
アミパターンといわれるクリア系プラグだが、形的にエビの群れを模していると言うが、ちょっと無理があるのでは?と個人的に思う部分もある。
「アミが流れてくるのを待つ」というよりは、「流れてきた物がアミであろうが、魚であろうが生き物なら食う」の方が近い。
その中で地底のアミでも見つければ食うし、待ちのスタンスのシーバスにいかに食べようと思わせるか?がカギだと思うんですよね!
従って、潮の流れの早い待ち伏せ型のアミパターンのシーバスにはアピールの大きいワイドな大振りのS字スラロームのアクションが有効で、釣れるルアーなのではないか?
スラローム系はアミとは思ってないだろうが、フラフラした食えそうな生き物と判断してるのでは。
ウィブリング系のルアーはアピールはあるが、シーバスが小魚だと判断し積極的に食ってこないので除外。
=小魚はよほど目の前を通すリアクションで無い限り、食えそうとシーバスが判断し辛い。
これが正しいとすれば、次回大潮時に試したいルアーとしてザブラ スライドスイムミノーiconimaのピースiconなんかも釣れそう。
こいつを流れに逆らわずに流すのを基本とし、釣れなければリアクションを期待して目の前を通す。
あえてアミパターンに効くという、クリア系やギーゴカラーは避けて釣れれば、カラーよりアクションだと実証できそうですね。

次回試してきます!

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シーバスの天ぷら。
刺身、ムニエル、シーバスの肝のポン酢和えと少量づつ4品目作っておいしく食べたそうです^^
F君いわく、天ぷらは衣サクサクに身がふっくらでたまらなくおいしい。
ムニエルと天ぷらは甲乙付けづらいとの事!
おいしそうですね!!

カーム80で好釣果だった同じポイントの先週の記事です
前回釣行記2017年3月18日(土) 浜名湖シーバス 釣れない時に試してみると効果的な2つの事

当日のHITルアー


今回圧倒的にシーバスがブルースコードⅡにしか反応しなかったです。
是非使ってみてください。
むしろアミパターンで有効か教えて欲しいです。
僕はちょっと似たルアーで仮説を試します!

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