今回はアジングライトという集魚灯で魚を寄せ、その魚をルアー(プラグ、ワーム等)で釣れるかどうか実釣へ行ってきました。
集魚灯でのサビキ釣りは釣れるのはご存じだとは思いますが、ワーム等でも釣る事が出来れば自分で常夜灯ポイントを作って簡単にライトゲームが出来ますからね!
当日の潮回り
釣行時間 20:00~24:00
満潮潮止まり付近から釣行開始。
そもそも集魚灯でルアー釣りは出来るのか?
最近僕らの周りでアジングがしたい!アジが釣りたい!と密かなアジングブームがきておりまして。
我が釣り場の浜名湖はアジングポイントってのは正直多くは無くて、常夜灯がある釣り場は限られてる。
有名な常夜灯は例えポイントに入れても先行者がいた場合は激スレしてて釣れないなんてザラ。
そこで導入したのがこの集魚灯、Hapyson(ハピソン)から出ているTHIRTY FOURとのコラボ商品、その名も「AJING LIGHT」。
ただ、時期が2月も終わり。
正直アジングは難しいシーズンという事で、アジングタックルでライトゲームをやりたいよねと。
集魚灯を使ってどんな魚が集まって来るのか?はたまた集まってこないのか?
そもそも、集魚灯で集まってきた魚ってルアーで釣る事が出来るのか?
釣れそうだけどやったことはないから・・・・それならみんなでやってみよう!
今日は満月。
大きな月が出ている。
夜でもそれなりに明るいのでアジングライトの本領が発揮出来るかも楽しみなところ。
アジングライトを海に向かって設置。
場所は浜名湖海釣り公園、比較的流れが緩やかになるT字堤防の内側に設置しました。
流れが強いと小魚が流れちゃうからね。
アジングライトの照射角度とか試行錯誤すること約5分、ふと海面を見ると
あ!もうメダカサイズの小魚が集まってきてる!すごいなこのライト。
でもこんなの釣ってもしょうがないしなあなんて会話をしながら。
・・・とりあえずほっといてシーバスでも狙って魚が集まって来るのを待つ。
30分後、30cmくらいの魚がうろつきだした!
魚が動くので良い写真が撮れなかったですが、20~30cmくらいの魚が10匹ほどうろうろ集まってきました。
元気よくライズも見せ、小魚を高速で追いかけてるのでフィッシュイーターなのは間違いない。
これは釣るしかない!
ベイトはメダカサイズの稚魚とわかっているので、ワームをチョイス。
簡単に釣れるだろうと思いきや、釣れない。
ワームを追いかけてはくるけど、見切られてしまう。
リフト&フォールや、デッドスロー、高速リトリーブなどいろいろ試すも釣れない。
目で見える表層の魚に意識しがちだが、実はボトムで捕食してるのか?と思い底付近を探ると
カサゴ。
僕「正体はカサゴですかね~?」
M先輩「こんな高速で泳ぎまくるカサゴおらんわ」
どうやら今回の集魚灯とカサゴは無関係のようだ。
僕「アジかな?」
八郎「アジではないですね。」
M先輩「尺アジかww」
八郎「アジなら俺がもう釣ってます。」
Tさん「ウィ~‼」
この魚の正体はなんだ?
やはり集魚灯で集めた魚はルアーでは釣れないのか?
ルアーを見切る魚を釣る方法は無いのか?
試行錯誤の結果・・・・・・・
アジングライトで効果的な、たった一つの釣り方にたどりつく
M先輩がついに攻略する。
アジングライトに集まっていた魚の正体はセイゴでした!
え?分かってたって?夢がないな~!
どうやって釣ったのかM先輩に聞いてみると
M先輩「ワーム落としてほっといただけ」
本番開始だ
これはセイゴと釣り人の知略の戦い。
とてもルアーゲームをしている姿には見えないが、ワームを着水後、出来る限り動かさない。
流れにゆーっくり乗せてみたり、ゆっくり落としてみたり。
もうほんと動かさないほうがいいくらい。
素早くリトリーブしたりフォールさせると、勢いよく魚が寄って来るが、食う直前にピタっと止まり、確実に見切って来る。
疑似餌だとばれてる。
基本動かさずに流れによるワームが見せる「隙」をセイゴが逃さずたまにアタックしてきた。
カサゴが釣れたり、セイゴが釣れたり。
食いが浅いのでワームのしっぽに食いついてフッキングしない事も多々。
結論、アジングライト(集魚灯)で集めた魚はルアーで釣れる!
非常に勉強になる釣りでした。
そりゃあアジングライトっていう商品名なんだから釣れるんだろうけど、見切る魚に口を使わせるという釣り方の引き出しが一つ増えました。
ライトアップされた明るい海中ではセイゴとベイトはお互いに存在が意識されていて常に膠着状態なんでしょうね。
セイゴはベイトを目で追っている。
しかし頭がいいのでバカみたいに追っかけまくったりはしない。
出来るだけベイトに気づかれないように、派手に動かず自然と近づく。
ほら、あの感じに似てる
腕に止まった蚊を叩く時のそーーっと腕を近づけていく感じ
あれってたぶん蚊も手が近づいてるのは気づいてるじゃないですか。
セイゴもあの感覚でベイトに近づいてる気がする。
しらんけど。
というわけで今回は集魚灯でのライトゲームでした!
自分で常夜灯ポイントを作り出す事も出来て楽しめるのでアジングの練習にもなると思います。
アジングライトを使ってのライトゲームも楽しいですよ!
★アジングライトはこんな人に使ってほしい!
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