ima CALM (カーム)の特徴と使い方 最も基本となるバチ抜けルアー

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アイマルアーインプレ

初心者向けimaルアーだけでシーバスを釣ろう企画、ima ルアーインプレッション第3弾は、「ima 3種の神ペン」の一つ、カームというシンキングペンシルです。
カームはimaのシンペンの中でも最も基本となるバチ抜けルアーです。
春先ではかなりのシーバスがカームで釣れるんで使い方と特徴を覚えてくださいね!

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ima CARM (カーム)とはどんなルアー?

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2017年3月現在、imaのルアーの中で基本的なバチ用シンキングペンシルは3種類あります。
「カーム」・「ニョッキー」・「アルデンテ」の3種類。
その3種の神ペンの一つ今回記事にした「カーム」ですね!
こちらのカームはimaのルアーの中で最も基本的なシンキングペンシルだと思ってください。
そう、主な用途は「バチ抜け」ですね。
もちろんバチ抜け以外にも使えますが、応用まで考えると複雑になるので。
ではまずは基本スペックの確認!

カーム80 【基本スペック】


[全長]80mm
[重量]7g
[タイプ]シンキング
[レンジ]0〜20cm
[アクション]スローウォブンロール
[フック]ST-46 #10
[リング]オリジナル#2
[価格]1,450円 (税抜)
[誕生日]2007/1/31

カームインプレッション 【使い方】

悩まずに春先シーズンのバチ抜けルアーとしての使用で間違いなし。
潜行レンジがメーカーによると0~20cmとなってますが、このカームは主に中層のバチを意識した使い方という方が分かり易いです。
表層はアルデンテのほうがやり易いので、それより下のレンジはカームで狙います。
表層にバチが浮いていない、ボイルが無い様なシチュエーションではカームを使い中層から底中心をゆーっくりとネチネチ探っていき、反応のあるレンジを探っていきます。
リトリーブスピードを遅くするほどレンジが下がるので段々巻いてくるスピードを落としていく探り方ですね。

このカームに限った事では無いけど、シンペンはほとんど巻いたときの感触が無いのでイメージとしてはバチがフラフラ~とシーバスの目の前をスーッと横切るように。
巻き方はただ普通に巻くだけでアクションはさせません。
アクションさせちゃうとシンペンのフラフラ泳ぎの意味がなくなっちゃうからね。
カームで意識する事は、どのレンジにシーバスがいるか?をリトリーブスピードを変えながら探ってくるイメージで使うとレンジが合えば食ってきます。

カームの形状


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リップがなくてルアーの先にアイ。
オーソドックスなシンキングペンシルの形状ですよね。
リップ無いので当然、巻いてくると浮き上がってきます。
この「浮き上がり」を頭でイメージしながら引いてくると水中の想像がし易いかも。
スリムな棒状シルエットなんでバチ以外にもサヨリパターンとかもいけますね。

カームのレンジ

[レンジ]0〜20cm

潜行レンジが0~20cmとメーカーは謳ってますが、実際使うともう少し下のレンジを泳いできます。
リトリーブスピードにや流れにも当然よるけれどデッドリトリーブでは30~50cmを引いてるイメージ。
表記よりは沈むので超シャローなフィールドではデッドスローで巻くのは結構困難・・・。
ほんとにそんな20cmとかで引けるんか?結構早巻きで想定してるレンジなのかなこれ。
ま、わりきって中層~専用のバチ抜けルアーとして使うシンペンと思ってください。
テクがある人はロッドワークやリトリーブスピードで表層も可。

カームのアクション

スローウォブンロール

アクションも難しく考えずにフラフラ~とした泳ぎ方だと思ってくれればOK。
ミノーみたいにブリブリブリ!とした泳ぎではなくゆーっくりとしたロールの入ったフラヨタ系アクション。
その為、手元にルアーを泳がせている感触が伝わってこないので、シンペンは苦手は人が多いですよね。
シンペンはイメージが大事です。妄想力を最高潮にまで高めてください。
魚の目の前を逃げ惑う小魚では無く、フラフラ~っと横切らすイメージで。
そう、冷蔵庫のプリンを勝手に食べたのに食べてない様に振る舞うあの感じです。

 カームのレパートリー

現在、カームのレパートリーは以下の7種類

・meba CALM
・CALM 80
・CALM 80S-LT
・CALM 110
・CALM 110S-LT
・ぶっ飛びSPECIAL CALM80
・ぶっ飛びSPECIAL CALM110

基本の使い方は上で紹介した使い方で全て問題無いです。
サイズやレンジがもう少し細かく設定してある分け方なので、自分のいくフィールドによって使い易い物を選べます。
では、分かり易く分けて説明してみます。

基本となるカーム

・CALM 80  レンジ[0〜20cm] [重量]7g
・CALM 110 レンジ[0〜30cm] [重量]11g

本家カームで、8センチと11センチの2種類。普通のとデカイの
imaのルアーの中で最も普通なスタンダードなバチ抜けルアー。
純粋に大きさが違い、大きい11センチタイプは少しレンジが下がる。
表示よりも実際のレンジは下なので注意。
基本はCALM80で、大場所や飛距離が欲しい場所、レンジをもっと下げたい場所ではCALM110を使うのがベター。

ライトチューニングモデル、「LT」シリーズ

・CALM 80S-LT   レンジ[0〜20cm] [重量]5g
・CALM 110S-LT  レンジ[0〜30cm] [重量]10g

この2つは、基本のカーム80と110を、シャロー専用にウェイトを軽くしてもっと上のレンジを引ける様に改良したタイプです。
簡単に言うと普通のカームより軽い
ウェイト重量が軽くなってるのが分かりますよね。
よりデッドスローで引いてこれるので、基本のカームでは根掛かりしてしまう・・・というそんな悲惨なアングラーの要望に応えたよくばりな一品。
純粋にレンジが細かく分けられるんで、基本のカームとこのLTシリーズと2タイプ持っておけばシビアなレンジ対応もできます。

ただ、次回説明するバチ抜けルアーのアルデンテがこのLTシリーズと似たようなレンジを引けるのでカームは基本のタイプを持っていればLTシリーズは必要ないかな。
もちろん、細かくアクションまで分けたい人はカームで揃えるのもアリ。

飛距離重視した「ぶっ飛びSPECIAL」シリーズ

・ぶっ飛びSPECIAL CALM80   [レンジ]20〜40cm [重量]9g
・ぶっ飛びSPECIAL CALM110  [レンジ]30〜60cm [重量]14g

LTシリーズが基本のカームを軽くしたのに対して、ぶっ飛びスペシャルカームは逆にウェイトを重くして飛距離重視したタイプ。
簡単に言うと普通のカームより重い
深い場所や、あんな遠くの潮目までぶっ飛ばしたいのに普通のカームじゃ軽すぎるよ!という心の隙間を埋めるぽっちゃり派アングラー向けの重要を狙ったタイプ。
潜行レンジも基本のカームよりかなり下がっているので、深場のボトムも狙える。
自分のフィールドの水深が深い場合はこっちをチョイスしよう。
圧倒的な飛距離が出るので、より遠くを狙いたい場合にも持っていけば回りと差をつけられる。
(スレてないシーバスを狙える可能性UP!)

メバル用のダウンサイズモデル「meba CALM」

・meba CALM [レンジ]10〜30cm [重量]4.8g

カームを6センチにダウンサイズしたモデル。カーム60とも呼べる。
簡単にいうとちっちゃいカーム
ライトゲーム用だと思っていいです。
チーバスやメバル、ロックフィッシュなんかにも。
もちろんスレ対策のダウンサイズとしても使える。
マイクロベイトパターンの時のアクション違いにも。

バチ抜けルアーとして1本持っておくべき!

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imaルアーの中で最も基本的なバチ用シンペン。
個人的には本当にふっつうのシンキングペンシル。
恐らく、カームで釣れる場所は他社の他のシンペンでも問題なく釣れる。
それぐらいスタンダードなシンキングペンシルでクセも無く非常に使い易いです。
カームのよさはこの普通な使い易さだと僕は思っていて、このカームをベースに他のimaのアルデンテやらニョッキーやらで細かくレンジを分けて釣り分けるベースとなるシンペンです。
基本の釣り方がわかってればよっぽどのシーバスは獲れると思っていて、このルアーじゃないと釣れない!なんていうシーバスは初心者の対象のシーバスではないです。
それよりももっと基本の、レンジやアクションの方が大切で、それを教えてくれるルアーがこのカームです。
おすすめのカームは汎用の利く最も使い易い普通のカーム80 レッドヘッドで、ひたすら使い倒してみて。
バチパターンなら間違いなく釣れる。僕が実際何匹も釣って証明済み。

僕がカーム80で実際に釣った時の記事です。参考にどうぞ。
実釣記事2017年3月18日(土) 浜名湖シーバス 釣れない時に試してみると効果的な2つの事

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