ima P-ce(ピース)の特徴と使い方  邪道系シンキングペンシルのオールマイティー感

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アイマルアーインプレ

今回はimaのシンキングペンシルの使い方です。
シンキングペンシル・・・・?
春先から威力を発揮し、そのアクションから秋終盤までカバー出来るimaピース。
ジャンル分けが微妙に難しいルアーなんで特徴を解説していきます。

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ima P-ce(ピース)とはどんなルアー?


imaのシンキングペンシルの一つ、ピース。
タイトルに邪道系、変形シンキングペンシルとしてるのは、普通のシンキングペンシルの定義からあきらかに外れているから。

そもそもシンキングペンシルって何?という人は関連記事をご覧くださいませ。

 

このピース、最大の特徴として「リップ」がついている点。
正直、カテゴリー的な形の定義で言えばあきらかにシンキングミノーという分類される。
imaメーカー自身がピースはシンキングペンシルですと謳っている為、一応シンペンというカテゴライズしました。
まぁ、使い方や特徴がシンキングペンシルの動きを意識したルアーなので、あくまでもメーカー的に「リップがついているシンペン」とした方が話題性的にも用途的にも分かり易いからでしょうけどね。
正確なジャンル定義に当てはめれば「シンペンの様な動きのするシンキングミノー」が正解だと思う。
とまぁ、ジャンル分けがヤヤコシイ、ピースというこのルアーは使い方と特徴が分かればかなり使い易い釣れるルアーです。

ピース [基本スペック]


p-ce100
[全長]100mm
[重量]17g
[タイプ]シンキング
[レンジ]30〜60cm
[アクション]スラローム
[フック]ST-46 #4
[リング]オリジナル#3
[価格]1,800円 (税抜)
[誕生日]2009/9/30

ピースインプレッション 【使い方】

ピースは先述の通り、形はミノーだがシンキングペンシルの様なスラロームアクションが特徴。
その為シンキングペンシルと同じ使い方が出来る。
形がかなりミノーライク(小魚似)の為、ミノーのアクション控えめバージョンだと思って使うと分かり易い。
アクションが控えめフラフラアクションな為、汎用性に高い使い方が出来る。
主な用途としては3つが浮かぶ。

1.春先のマイクロベイト/アミパターン
2.夏・秋のミノーアクションにスレたシーバスのフォロー
3.冬場の低活性時のメインルアー

僕がピースを使う場合は上の様な使い分けです。

1.春先のマイクロベイト/アミパターン

ピースの使い方その1としては春(4~5月)。
春シーバスパターンとして有名なバチ抜けはimaルアーでも他にバチに特化したシンペンである、アルデンテやカームがあるのでそちらを使った方が効率が良い。
ピースが生きてくるのは、春でもマイクロベイトやアミパターンの時。

マイクロベイトパターン

かなりベイトが小さい稚魚(5cm)を捕食している場合、マイクロベイトは基本的にかなり小さい為にアクション自体も小さい。
ましてやシーバスも低活性な為にハイシーズンほど積極的に追ってこないので小魚ライクなシルエットかつ抑えめアクションのピースがドハマりする。

アミパターン

アミパターンの時は少し難しいが、僕の考えとしてはアミを捕食しているシーバスは基本的には待ち伏せスタンスのやる気が無い固体が多いと感じる為、魚の目の前をいかに簡単に食えそうなナニカとして通す必要がある。
体高があるピースはルアー自体を「アミの群れ」にイミテートする事も出来る。
(実際にシーバスがアミの群れと認識しているかは個人的に疑問。)
少なくともやる気のないシーバスにブリブリとしたミノーを通すのは簡単に食えそうと思わせるのには足りない為、ピースのスラロームアクションが食えそうなナニカとして捕食スイッチを入れる役割をしていると感じる。

2.夏・秋のミノーアクションにスレたシーバスのフォロー

このシチュエーションは使いどころとしてはかなり分かり易いですね。
比較的高活性なハイシーズン期は通常のウォブリングアクションのFミノーやSミノーが基本的な使用ルアーとなる。
(imaではサスケやコモモ)
しかし、当然アピールの強いウォブリングアクションではシーバスがスレ易く、またハイシーズンともなるとそもそもスレている魚が多い。
そこで通常のミノーで反応しなくなった場合や、ハイシーズンといえど低活性なシーバス等のフォローとして取りこぼしを防ぐ役割として効果を発揮する。

3.冬場の低活性時のメインルアー

水温が下がり、活性も低くなってきたシーバスは口を使わない。
その為、上記2つの理由と同じでアクションを控えめにする必要がある為ピースをメインとして使うと効果的。
通常のシンペンの棒状系と、ピースの小魚系の2種類のシルエットとして使い分けをする意味で混ぜて使う。

ピースの形状

168b.jpg
リップがついているシンキングペンシルです。
形がかなり変則的で初心者が混乱するルアー形状の一つですね。
ピースは一応シンキングペンシルというジャンル分けですが、変わった形のシンキングペンシルという認識をして下さい。
リップが付いているので多少引き抵抗を感じますが、ミノーのようにブルブルと感触が伝わるほどでは無いです。
気持ち引き心地が重い程度。

ピース100のレンジ

[レンジ]30〜60cm

リップが付いているので、通常のシンキングペンシルに比べて潜り易いかと思いきや、そこは案外リップ付きの割には浮いてくる。(通常のシンペンよりはキープ力あります。)
これはメリットともデメリットとも取れ、ナイトゲームでのシャローデッドリトリーブに使えるのでよし。
あまりシャローすぎると擦りますけどね。

ピース100のアクション

スラローム

ふらふら系スラロームアクション。
公式動画あります。

ルアーアイを支点としたお尻を振る「スラロームアクション」ですね。
通常のミノーの様なブリブリのウォブンロールとは違いますね。
ここがメーカーがシンペンとしている所以です。

ピースのレパートリー

現在、ピースのレパートリーは以下の5種類。

・p-ce100
・p-ce80S
・p-ce60S
・ぶっ飛びSPECIAL p-ce80S
・ぶっ飛びSPECIAL p-ce100

5種類のレパートリーが用意されています。
基本的には同じですが、サイズが小さくなるほどスラロームの振りが速くなる傾向があります。

基本のp-ce100

p-ce100 [全長]100mm [重量]17g [レンジ]30〜60cm

オリジナルサイズのピース100。
サイズ的にはハイシーズンの使用がオススメです。
ウォブリングの強いサスケ等でだめな時に、アクションを抑えたミノーとして使ってください。
このルアー、釣れます!


ダウンサイズモデル

・p-ce80S [全長]80mm [重量]15g [レンジ]40〜70cm
・p-ce60S [全長]60mm [重量]10g [レンジ]10〜50cm

ピース100のサイズ違いバージョン。
8センチと6センチの2種類ですね。
汎用性を求めるなら8センチを選べば問題無いです。
春先から初夏でのマイクロベイトパターンにはピース60Sを。
ただ個人的にはピース60sは小ぶりな為、スラロームの振りが早すぎてマイクロベイトパターンでもあんま食ってこない事も多いんで、ピース80sが一番使い易いです。

ピース60S

ピース80S

アミパターン専用カラーもあります。

飛距離重視のぶっ飛びスペシャルシリーズ

・ぶっ飛びSPECIAL p-ce80S [全長]80mm  [重量]20g [レンジ]30〜70cm
・ぶっ飛びSPECIAL p-ce100 [全長]100mm [重量]25g [レンジ]40〜80cm

こちらはウェイトアップしたバージョン。
ピース100→ぶっ飛びピース100はウェイト+8グラム。
ピース80S→ぶっ飛びピース80Sはウェイト+5グラム。
レンジも少し下がるんで飛距離というよりは落としたい場合に選ぶラインナップになります。

ミノーのアクション差別化担当としてルアーボックスに!

168c.jpg
最近はスレに効くアクション控えめルアーが持てはやされる中でのピース。
僕自身もナチュラルアクションは釣れるルアーという認識はありまして。
imaのルアーで汎用性の高いニョッキーがありますが、使い分けとしてはよりバチよりか小魚よりか?シルエットで分けてます。
メーカーは初心者向けシンキングペンシルとしてピースを上げてますが、正直ピースを使いこなしても普通のシンペンとは感覚が違うのでシンペンの簡単バージョンというニュアンスで使うのは難しいと個人的に思います。

ただ、ミノーのアクション抑えめルアーとしては他のimaルアーの中には無いジャンルですのでスレが進んだ今のシーバスゲームではかなり優秀な部類の釣れるルアーに入る
リップが付いているおかげで水を噛むので、アップからダウンまでしっかりと泳ぎ、狙ったポイントへドリフトさせながら誘うとめっちゃ釣れる。
アクションが当日のパターンにハマれば爆る事も珍しく無いルアーです!

 
 

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