2021年7月6日 カームとアルデンテが釣れる理由

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シーバス釣行記録
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上げ7分狙いで前回見つけた浜名湖の河川へ

前回発見した浜名湖へ流れ込む河川のポイントへ釣行。
海からの上げで流れてきたベイトを川で待ち伏せてるシーバスを狙うプラン。

今回もアイマルアー縛りで釣行です。
なんでこんなことやってるかはこちらを参照。

当日の潮回りと様子

潮回り:中潮(若潮翌日)
風:わりと強い
満潮:2:39
濁り:雨後のささ濁り
水温:水温計忘れた たぶん23度くらいでしょう。
釣行時間 2:50~4:00頃

7月2日に記録的な大雨が降りました。
その日は浜名湖一体がドちゃ濁りに見舞われましたが、数日経った為少し落ち着いてきたかなと。
今日は日中が今年一暑いと感じて、いよいよ夏が来るといった気温です。
潮の動きはイマイチそうですが、それ以外の要素は釣れそうな予感がします。


濁り具合はこんな感じ。
アルデンテ10cmほど沈めてささにごり。
ボイルもなくたまにボラが跳ねてる。

まずはカーム80で探るとキビレとチーバス。

3:00頃開始、予想ではまだ上げてるか潮どまりか?と思ってましたが実際はもう下げ始めてました。
ゆーっくり流れている感じ。

少し疲れていて眠かったので、前回反応があったカームでいきなり狙いにいきます。
パラパラと小雨が降っていたのと風が強く、ボイルも起きていなかったのでアルデンテではなくカームで少し下のレンジを探ります。

左右と前方、どこに魚がいるのか探すイメージでカーム80をデッドスロー。(ハンドル2秒で1回転くらい)
10投程繰り返すと前方でコツンッ!とバイト。
ち、ちいさいぞこれは竿が曲がらないから逆にムズイ。

カーム80のデッドスローです。
こんなちっちゃいキビレでもしっかり食ってくるんだなぁ。
ときおりコツッとバイトらしきあたりの正体はこいつか?
続けてカラーチェンジしてホロ系のカーム80で探ると

ピチピチピチ!チーバス。
手前の超シャローで食ってきました。
自分の胃袋より大きいルアーだろうに。
今日はちっこいのしかいないのかな?

下げ潮が効き始めた3:40頃、サイズアップのチヌHIT

暫くすると流れが少し強くなり、ときおり明確ではないけどボイルっぽい?よくわからんが少し大きそうな魚の音が河川の対岸あたりで聞こえる。
あいからわずここのベイトは何なのかわからないが、とにかくあそこに魚がいるのは分かる。

そのポイントを重点的に探りたかったので、浮き上がりやすいアルデンテ95Sにチェンジ。
対岸の際までフルキャストし、スローでリトリーブ、狙いの(おそらく少し深い)潮が効いているところにルアーが差し掛かったら、鬼デッドスロー開始。
4秒に1回転くらいの、流れに身をまかせルアーをラインでひっぱり姿勢をキープさせる為といってもいいくらいのリトリーブ。
流れがある場所なので鬼デッドでも底は拾わない。
もうアルデンテはゆらゆらスラロームはしていないと思う。
姿勢をキープしながらロールだけしてるイメージ。(実際はどう動いてるかわからんケド。)

ゴゴッ!ジジジ

食った食ったKUTTA!
今度のは大きい!(さっきのより。)

めっちゃ元気いっぱいで大暴れしたのでフックが外れて危ない危ない。
なんとかキャッチできました。
30cm弱のチヌですね!
今日は濁りもあるせいか反応が良いです。
粘ればもう少し釣れそうでしたが今日はこれくらいで。

カームとアルデンテは何故釣れるのか?

一応もっかい言っておくとアイマルアー縛りしているので、全ルアーの中でという意味ではなく、アイマのルアーの中で何故この2つのルアーが釣れるシチュエーションがあるのか?というお話。
カーム80とアルデンテ95Sに共通している点、釣れる理由として思うのは

・細目のシンキングペンシル
・デッドスローでのロールが秀逸

細目のスリムシンキングペンシルはサイズ感がぼける

やっぱり細いシンキングペンシルっていうのはベイトを選ばない。
魚にとって非常に食べやすく感じるんじゃないかな。
今回のシチュエーションのベイトが何か正直よくわからないけど、釣れる魚のサイズがバラついてる事からアミが沸いてるんじゃないか?ってのが一つ。
ミノーやずんぐり系のシンペンにも反応が無い事から食べやすい流され来るベイトを捕食している事から細いシンペンは非常に食べやすいんでしょう。
横からカーム80を見るとこんな感じで80mmのそこそこのベイトサイズに感じるけど

魚目線の角度から見るとまぁまぁ小さいパクっといけそうなサイズ感にも見える。
魚からしたらルアーと並走してるわけじゃないだろうから、一瞬の通り過ぎる時や、流されてきてるルアーってこういう角度で発見してる事が多いはず。
今回の最初の2匹のキビレとチーバスは自分の体長からすると3分の2を占めるルアーに食いついてきているわけですし。

デッドスローでのロールが秀逸

通常のリトリーブをするとシンペンらしくフラフラとお尻を左右に振りながら大人しめのアクションで誘うカームとアルデンテだけど、おそらくこの動きで釣れているわけではない。

アルデンテもカームもハンドル3秒/1回転以上のデッドスローで引いて来るとわかるけど、ほぼ棒引きでアクションはしない。
ただ、ロールだけはふるふるふる・・と小刻みにしているのが分かる。
これがなんで効くのかって話なんだけど、ほぼ棒引きのルアーと、流されてきてるゴミや小枝?の見分けが魚はついているのか?って考えた時に、ロールを小刻みにしていればロールが生き物の生命感を演出しているんじゃないかと思う。

実際にアルデンテを足元でほんとにゆーっくり流して魚の気持ちになってルアーに近づいて凝視してみてほしい。
一見ただの棒引きだけど近づいてみるとふるふると細かくロールしてるのがわかる。
これはかなり接近してみないと分からないと思う。
「食えるもの」として認識させるのが小刻みなロールなんじゃなかろうか。
このロールは体高の無いシンペンだからこそ出せるものだしね。
このロールがある限り、ほぼ動いてないような速度でも浮かんでぼーっとしている小魚もしくは生き物を演出が出来てるんじゃないかと。

ナイトゲームのデッドスローは魚を騙しやすい

魚は本当に食える生き物を選んでいて、僕の経験上ほぼ水面で静止しているベイトじゃないと食ってこないシチュエーションってのは存在する。
例えばこの釣行の時。

ワームでセイゴを狙ってる時なんですが、泳がせたりアクションつけると追いかけてはくるけど完全に見切られてる。
この時M先輩が発見したほんとにワームを浮かべてるだけ、もしくは鬼デッドで漂わすと時折バイトしてくるのが印象的で勉強になった。
魚が我を忘れるほどベイトに襲いかかってる時は別として、冷静な時ほどしっかりルアーを見ている。
そんな時に魚を騙せるのがデッドスローなんじゃないかな。

ベイトがよくわからない時、釣れない時はスリム系シンペンを使ってみて

今回のシチュエーションにたまたま釣れただけといわれればそれまでですけど、細目のシンペンはたしかに釣れます。
別にカームとアルデンテに限った事ではないと思うので似たルアーなら同じような釣果は出せるはず。

デッドスローでのロールはアルデンテ95Sのが強め、カーム80の方が弱めって感じですので使い分けてもらえれば。
ちなみに、アルデンテ70Sはデッドスローすると何故かロールが発生しないんですよ。
アルデンテ95Sはルアーが大きい分水の抵抗が大きいんでしょうね。

最近気づいたんだけどカームってアイマのHPのラインナップから消えてるんですね。
(mebaカームっていうメバル用の60mmサイズしかない)
ってことはカームは今ある在庫分だけとは。
アルデンテとレンジ分け出来てたのに・・・。
アイマ縛りしている僕からしたら大問題なので代わりのスリムシンペンの発売求む。

※カームはどのサイトもほとんど在庫ないっぽいです。

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