釣りのマナーのレベルと公開処刑

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フィッシングコラム

こんばんは、ギョギョライターです。
今回は釣りにおけるマナーのお話で、現時点での僕の考え方を一旦書き留めておこうと思いまして。
この手の話をする時には毎度声を大きくして最初に前置きを言うのですが、あくまでも僕の考え方であり、こうするべき、こうであるべき、といった事を伝えたいわけではありませんのであしからず。
こんな考え方があるんだ、と思って頂いて賛否の思いでそれぞれご自分の釣りマナー道を模索し考えるきっかけになれば。

マナーを守る、マナーの向上、マナーの普及はいつの時代も目指すところ

これに関しては大前提であり、この部分に関しては深くは掘り下げません。

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マナー違反者には何をしても良いのか?

今回僕が思う所あったのは、「マナーを守る」は大前提として、マナー違反者には何をしても良いのか?と思ったからです。
Twitter等SNSをやっていると、たまに目に入って来るマナー違反者の「晒し」。
いやね、全然晒す側の気持ち自体は理解できる、なんなら自分もこれだけ釣りしてれば嫌な思いした事も、友達がされた話も経験上たくさんあるわけで。
みなさんもそうでしょう?
ちなみに僕の言う晒し行為とは、「顔等、マナ―違反者が特定出来る画像のUP」であり、こんなマナー違反があったという報告自体は反面教師や客観的勉強にもなるので情報共有する事に関しては問題無いとしてます。

SNSで何気なくパッとマナー違反者が晒されているのが目に入ってしまって、投稿者はさぞ不快な思いをしたんだなと同情すると同時に、それはそれでネット上に晒上げるまでしなくても・・・という感情も僕の中で少しありまして。
それがどんな内容であれ、人物が特定出来る程晒すのはやりすぎだと感じる。

いくら相手が結果的に悪い事をしたとはいえ、話しかける事もせず、一方的に相手の行動心理を決めつけ、遠くからこっそり写真を撮り、自分の味方である可能性の高いフォロワーに対して賛同を求めるのは、いささか男らしくないと思うのだが。
というか、デジタルタトゥーは一生残ります。
本気だせば、ほんと一生残ります。

何がいいたいかというと

マナ―違反をしたら、故意に関わらず公開処刑するのはやりすぎだと僕は思う。

僕は公開処刑はやりすぎだと感じるし、そんな世紀末みたいな殺伐とした雰囲気の趣味はいずれ淘汰されちゃうぜと思う。
かつて釣りといえばチョッキのベストを着たおじさんの趣味だった釣りが、今やかなりイカした人気でナウでヤングでファッショナブルな世界観の趣味になってきた。
だからって人気に乗っかって調子に乗ってると誰もやらなくなっちゃうよ。

え?ライバルが減ってむしろ好都合だって?
分かってないなあ。人気の無い趣味ってのは寂しいもんだぜ?
ちなみに、ダンゴムシレースの趣味に多額をつっこんでる人達の事どう思う?そういう事だぜ。

マナーにもレベルがある

さて、公開処刑はやりすぎという話は以上として、次に僕が言いたい事は

マナーにも段階的なレベルがある。

という事。
ゴミを捨てないといった基本的なマナーもあれば、釣り人との適切な距離の取り方など、ある程度経験を重ねないと掴めないものもあります。
誰でも最初は素人であり初心者である。
みなさんは初心者がどういう存在か、文字にした事はあるでしょうか。

初心者の特徴

モチベーション:低
釣りのやり方、知識:よく分からない、うる覚え
マナー、ルールの知識:よく分からない、うる覚え

まず大前提として多くの初心者はモチベーションが僕らほど高くはないです。
まだ「興味を持ち始めた」段階であったり、趣味を模索している道半ばであり、知識も実践から覚えた物では無く、見た・聞いたくらいの武装で実践に挑んでいます。
見た、聞いた知識をこれから実践して経験に変えていくのです、そしてその途中です。
そして初心者は覚える事も多いです。
そもそも釣りのやり方がうろ覚えですし、そっちに気を取られている上に、道具も貧弱で効率が悪く、そのうえ覚えたてのマナーにも気をくばらなければいけません。
僕らの様に今日の夕飯何にしようかと他の事考えながらも思い通りの釣りが出来るわけではありません。

ちなみに僕はキーボードを見ずに文字を打つことが出来ます。
初心者はキーボードを見て探しながら文字を打つでしょう。
僕はブラインドタッチしながらYOUTUBEを横目にチラチラ見る事も出来るし、今日の晩御飯考えながら打つ事も出来ます。
初心者はそんな余裕ありません。
なんとなくピンときますかね。

そして何気に大事な事は

初心者かどうかは見た目で判断出来ない

という事で、一見バチッと装備が整って上級者っぽく見えたとしても初心者かもしれません。
むしろ釣りを始めるなら安全面を考えてしっかりとしたジャケット等装備を整えようと考える優良な初心者かもしれません。

このように、相手の釣り歴がはっきりと分からない場合もあります。
僕らにとっては当たり前のマナーである事も相手にとってはそうでなかったり、このマナーは気にしてたけど、そっちのマナーは抜けていた、知らなかったなんてのはあると思います。
知らなくて良い、という事ではなくある程度これから勉強していく「グレーゾーン、あそび、バッファ」の部分を設けてほしいのです。
マナー違反=即公開処刑の流れは、マナー違反してるつもりのない僕でも正直怖いなと思う部分もあります。

え?マナーなんて勉強しなくても普通に考えればわかるだろ、思いやる気持ちが足りていないだけだろって?

ではちょっと他の趣味のあるあるマナー違反を見て見ましょう。

多趣味客観的マナークイズ

というわけで、釣り以外の趣味での初心者あるあるマナー違反を紹介します。
釣りはベテランでも、他の趣味では初心者ってことも多々あると思います。
下で紹介する例は全てマナー違反です、マナ―知識を入れずに何故マナー違反なのか分かるかどうか考えてみて下さい。
どれもこれも、その趣味のジャンルからしたら当たり前のマナーです。
※自分の経験からくるものですので、場所、地域、運営によってはマナ―違反でないこともあるかも。

キャンプでのマナー違反

キャンプを楽しみ、消灯時間になったので迷惑にならない様に小声で会話をしながら、焚火で暖をとった。

消灯時間以降は基本的に焚火も消すのがマナーです。
臭いや音など寝てる人にとって迷惑になる可能性があります。

子供の頃の野外活動を思い出しながら、焚火をする為に地面を石で囲い、お手製のかまどを作った。
かまどの火が着きやすい様、落ち葉と松ぼっくりを入れた。

地面で直接焚火をする「直火」はほとんどのキャンプ場で禁止されています。
焚火台を使用する事が一般的です。
※直火OKのキャンプ場では大丈夫ですが多くのキャンプ場ではNGです。
直火=しても良いのか?はベテランならすぐ浮かぶと思いますが、初心者さんは分からないと思います。

トレーニングジムでのマナー違反

比較的軽い重量でベンチプレス台でベンチプレスを10回x10セットをインターバル(休憩)10分で行った。
汗が垂れるので帽子をかぶりながらトレーニングをした。
終わった後、ベンチプレス台についた汗はしっかり拭いた。

10セットを休憩10分間隔ではトータル時間が100分を超えてしまいあきらかに時間を使いすぎです。
ベンチプレス台を占領してしまい、他の使いたい人が使えませんので注意が必要で、
他に待ってる人がいたら、いつまでやっとんねんとなります。

汗が落ちない様に帽子をかぶるのはありです。
髪型を気にしなくても良いので室内ジムでも被る人もわりといます。


水色のタンクトップを着てダンベルを使って上腕二頭筋(ちからこぶ)のトレーニングをする。
ドロップセット(徐々に重量を下げていく)でダンベルを使用したい為、10kgx2個と8kgx2個と6kgx2個を自分のベンチ台へもってきてトレーニングを開始した。

タンクトップは問題ありません。
ダンベルを3セット使うのは、利用者がよほど少ない時意外は他の使いたい人が使えない為マナー違反です。

ゴルフでのマナー違反


グリーン上で遠くのほうから白い帽子をかぶった友人が、手をあげて手招きしながら呼んでいたので小走りで駆け寄った。

グリーンの上で走ってはいけません。芝生を傷めます。

サーフィンでのマナー違反

日サロにいって、人一倍こんがりと肌を焼いて海へ。
良い波を来るのをウキウキしながら待つ。
するとそこへ良い波が!先にいた人が良い波にかっこよく乗った。
自分も続けとばかりに同じ波に乗ろうとするも、見事に失敗した。

先に乗った人が優先です。
進路妨害になり危険です。

僕が実際に遭遇したマナーにまつわる実体験

では、僕の釣りライフの中で印象的だった実体験をいくつか紹介します。
何か感じる物があれば。

浜名湖橋脚をドリフトしていたら

橋脚狙いをしたくて一級ポイントへいった時の話。
激戦区なのでなかなか場所が取れず、平日休みを狙って夕マヅメにIN出来るよう、15時くらいからはやめにポイントへ入った。
普段はこんな気合いれてやることはないですが、どうしても橋脚狙いをやりたくて。
そして日が落ち、今橋脚にドリフトさせながら流していると後から来た他のアングラーが。
橋脚の付け根に入って橋脚を直に狙いだしたため、僕は釣りが出来なくなってしまった。

上潮が強烈に効いていたので、彼からの位置では正直まともに狙えていなかったと思う。
僕は彼がいるのでルアーを流せない。
たぶん僕が流して橋脚を狙ってる事に気づいていなかったかも。
相手は若い子で装備もタックルボックスを持ってきてたので、なんとなく初心者のようで声かけるのも相手が気負いしちゃうと思って声もかけず僕は場所を譲る事にして他へいきました。
昔の自分を見ている様だ。
こういうのは順繰りで、きっと僕が若い時もベテランの釣り人は暖かい目で見てくれてたに違いない。
そのかわり釣ってくれよな!

前打ちのおじいちゃんに怒られた話

今から15年程前、浜名湖今切口ではルアー釣りはそこまで多くはなくて、前打ち釣りの人の方が圧倒的に多かった。
むしろルアー釣りは肩身が狭かった。(邪魔扱いされることも)

釣りをはじめたばかりの僕は、少しでも海に近づきたくて結構下のテトラまで下りて釣りをしていた。
若かったのもあって恐怖を感じる神経がぶっ壊れていたからだ。
すると前打ちのおじいちゃんが、危ないぞ!もっと中でやれ!と怒りだした。
若かりし僕はまだ脳みそがプチトマト程しかなかった為、怒られた恥ずかしさでイラつき、うぜーと思っていた。
むしろなんで俺だけ?お前はいいんか?とさえ思っていた。

今考えれば、当時の僕の恰好は初心者丸出し。
見た目もゴリゴリの若造で、もはやゴリ造。
安いジャージにミニ四駆でも入ってんのかっていうチャチなタックルボックス一つ。
そりゃ見てて危なっかしく思うおじいちゃんの気持ちも今ならわかる。
もしその時にSNSなんてものがあったら、僕は晒してたかもしれないし、晒されてたかもしれない。
もう15年くらい経っているので、あのおじいちゃんはご健在かわからないが、今さらだがありがとうと思う。
※今切口は立ち入り禁止です、今更ですがダメです。

自転車を趣味にしようとした話

これは割と最近の話。
最近健康に気を遣うべく、通勤を自転車にしたら気楽な感じで楽しいかも?と思う事があった。
そんなことからロードバイクの一つでも買ってやろうかと。
自転車に乗るのがもはや15年以上ぶりなので、最近は左側通行等、僕が現役で乗っていた頃に比べて厳しくなっている模様だ。
少し調べるべくYOUTUBEを見ていると、ウーバーイーツがルール違反運転をしていて、それをとっ捕まえて晒上げている動画をたまたま見つけてしまった。
コメント欄をみていると、ルール違反をするやつが悪い!交通ルールは常識、全て完全に頭に入っていないやつが悪いや、さすがにやりすぎなど、賛否両論。
それを見た僕の心境としては、僕が学生の時乗っていた自転車とはもう全然世界観が違う。
気楽に乗ろうとしたのが怖くなってしまった。 
ルールを把握するのはもちろん大事だが、ハードルが高すぎてなんか急に冷めてしまい、結局自転車は買わなかった。

子供釣れの釣り人が晒されていた

何年か前にTwitterで、お父さんと、その子供が写真付きで晒されていました。
内容は、投稿者が電話する為にテトラから離れたすきに、親子に場所に入られた。とのこと。
子供のお手本になる親がやる行動じゃないとの事で、トラブルのもいやなので口頭注意はしなかったとの事。

僕の目線から思ったのは、親子は写真で見る限り、決めつけるわけではないが初心者だし、テトラから離れたのを純粋に場所が空いたと思っただけの話じゃないかと思いました。
ツイッターだけの内容じゃすべてはわかりませんが、どうであれ写真が晒されているのは事実です、投稿者の顔は分からないまま。
恐らく親子は注意もされていないので誰に撮られた写真かもわかっていないと思います。
仮に間違いで謝ろうにもツイッターを見ていなければ、謝る場を設けられる事もなく、見知らぬ人達に知らない内にこそこそと後ろ指をさされているかもしれない。
これが楽しい魚釣りなのか?

僕が見てきた浜名湖の以前と今

僕が釣りをしてきた若干15年の浜名湖を振り返ると、今の方がマナーは良くなっていると思います。
特にタバコのポイ捨ては圧倒的に少ないしゴミも減った気がする。
橋からの釣り人も物理的に出来なくなってるとはいえ、ほとんど見ません。

釣り人の数も増えた、というかルアーマンの数が激増、SNSのおかげで青物情報等が活発になった。
そのわりにはそこまでゴミが爆増した感じもしない。
釣り場で若い子とたまに話す事もあるけれど礼儀正しいうえにイケメンが多い。
15年前はお兄系やらB-BOYやらVIP系セダンにラグジュアリーミニバンブームやらでやたらとガラが悪かったが今はそんな人達のみるかげもない。

僕が知る範囲の昔と今で変わったと思うのは、SNSで他人と共有する機会が増えた事と、釣り人口が増えた事。(コロナの影響もあると思う)

最後に、初心者には優しくしてあげてほしいです。
釣り歴が長い程いろんな経験をして、マナーに気を配れるほど「余裕」が生まれてきます。
釣り初心者のうちから、「この魚釣りを未来永劫楽しめる様、綺麗で美しい海を守る環境作りを釣り人がしていかなくちゃならねぇ」なんていう使命感を持った意識高い系の初心者は存在しないか、漫画の読みすぎなわけで。
むしろこういった発想は長く魚釣りを通じて多数の経験をした人が恩返しとして生まれてくる発想のような気もします。

長くなりましたが僕のマナー違反者に対する基本スタンスは

・あまりにも目にあまるようなら声掛け、様子を探り、知らないようなら優しく教えてあげる
・声をかける勇気が無いなら、自分のマナー指導スキル不足。自分もレベルアップしなければ。(マナーを覚えたら今度は教える番、自分が出来るようになったらふんぞり返ってはいけない

・理想は、お互い気持ちよく、教えてもらえてよかった、声かけて教えて良かったとWIN/WINになるのが理想
・相手のレベル、(釣り歴等)を感じ取る能力を身に付ける(自分の世界に入って釣りしてるだけでは勝手に身に付かない、積極的にコミュニケーションを取る)

マナーを守れるようになったら次の段階へいかなければ。

頭おかしい人もいるから声を掛けるべきではない派の人もいますが、そんな事いってたら何も変わりません。何かを変えるにはエネルギーが必要です。

マナーに自信がある人はそれだけ他人に厳しくするだけじゃなくて、「教えてあげる、生暖かく成長を促す」心の余裕を持って、「ベテランの釣り人」になりたいですね。
人間なんだから、良い事も悪い事もあるし、人間なんだからバイオリズムもあって気分が良い日もあればムシャクシャした日もあるんですよ。全員が同じ環境にいるわけではないし、ストレスの度合いも違う、耐性も違う。
お互いにね。
魚釣りして、釣れたとか釣れんかったとか、この魚はなんだとか知らない人とささいなコミュニケーションとってるほうがほのぼのしてて釣りっていい趣味だなって感じませんか。
まぁコーヒーでも飲んで一服しましょう。

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