シーバスにスペア/替えスプールを使う理由とシンキングPEを巻くメリット

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シーバス道具

こんにちは、ギョギョライターです。
みなさんはシーバス用にスペアスプール、もしくは替えスプールはお持ちでしょうか?

僕はスペアスプールを愛用しているのですが、ライントラブル時の万が一の為にでは無く、シーバスの狙い方を変える為に主に使用しています。
ルアーだけじゃなく、状況に合わせてラインも積極的に変えていこうというお話です。

ルアーは使い分けるけどラインを使い分けた事が無い人は一度試してみて下さい、ラインの太さが違うだけでトレースコースがこれだけ変わるんだと実感すると、獲れる魚も増えると思います。
シーバスが渋い、反応が無く打つ手が無い時にあとひとつ選択肢を増やすイメージで使用出来て効果的な場合もあるので紹介します。

替えスプールはトラブルの為では無く、シーバスの狙い方を変える為に使うと面白い!
➡釣れない時の切り札。

スペアスプールと替えスプールの意味の違いとは

スペアスプールと替えスプールですが、物は同じですが意味が違うと考えます。

スペアスプール(予備)

スペアスプールは、スペア(予備)スプールという意味になり使い方としては、ライントラブルに見舞われた時に、スペアスプールに交換する事で即釣りに復帰出来るという、万が一の為の保険という側面の意味が強い使い方がスペアスプールです。

替えスプール(交換)

替えスプールは、その名の通り交換用のスプールで、メインのスプールとは違うラインを巻く事でルアーを流すコースやレンジを変えたり状況に応じたラインに交換する意味の使い方が替えスプールです。

スペアスプール/替えスプールという言葉は使い分ける必要はありません、スペアスプールには予備ライン意外の使い方もある、というのを伝えたいだけです。

スペアスプールとして巻く予備ラインの選択

では、一般的にスペアスプール(予備ライン)として使う場合のラインの選択です。
ライントラブルが起きてしまった場合に、言うまでも無く即釣りに復旧できるのがメリットですね。

メインラインと同じラインをスペアスプールに巻く

一番オーソドックスな、メインラインと同じラインをスペアスプールにも巻いておく場合です。
ラインが同じなのでスペア(予備)としての意味あいが大きいので、ぶっちゃけトラブらなければ使わない事も多いのでスペアスプール買うだけ無駄になるかも。
根掛りが多発するエリア等で活躍すると思います。

メリット:狙い方を変えずにトラブル時に即復帰が出来る
デメリット:トラブル時しかスプールの出番が無い

メインラインより少し太目のラインをスペアスプールに巻く

スペアスプール(予備ライン)としての使い方としてはこちらがおすすめで、メインラインよりも少し太いラインを巻いておきます。

例:メインリールPE1号➡スペアスプールPE1.2~1.5号を巻く

不意の大物や、橋脚狙い等、大きなチャンス時に安心して交換出来ます。
僕のフィールドの浜名湖では流れの早い橋脚を狙う場合もあって、ライン擦れや魚をかけて即流れの中から強引に引っ張る場合にも太いラインにチェンジ出来るのはメリットが大きいです。
予備スプールに太い物を巻いておけば、橋脚狙いの時は最初から太いラインで釣りが開始出来ますので安心です。

メリット:チャンスの状況に強い、橋脚や流れが早い場所にも対応できる
デメリット:メインラインとコースやレンジが変わってしまう

替えスプールに違うラインを巻いて釣り方/狙い方の変更

替えスプールとしてシーバスの狙い方や釣り方を変える場合のラインの選択です。
巻くラインによっていろんなシチュエーションに強く出来るので、自分のよくいくフィールドを想像しながら使えそうな狙い方があれば試してみて下さい。

ラインを太く/細くする事でドリフト時のコースを変える

メインラインであるPEラインの太さが違うと、同じ潮の流れの時でもラインの流されやすさが違います。
これを利用すると細いラインではあまり流され難く、太いラインではよりラインを流してルアーを頭から流し込んでいく事が出来ます。
従って、違う太さのラインが2種類あれば、現場の潮流の早さに合わせて好きなルアーの流し方を選ぶ事が出来ます。

違う太さのラインを変えスプールに巻いておけば、ドリフトコースを変更出来る

ラインが細い時のドリフトコース

ラインが細い場合は潮の影響を受けにくいため、潮の流れる速さにもよりますが上図のようにやや流されながらルアーを引いてこれます。
ルアーの頭が比較的自分の方を向いたまま巻いてこれるので、魚の目の前を横切らせる事が出来ます。
ピンポイントに魚を狙いたい場合(橋脚明暗を引いて来る等)や、リアクション狙い等、比較的高活性なシーバスを狙うのに向いています。

魚の目の前にルアーを横切らせたい場合に向いています。

ラインが太い時のドリフトコース

分かりやすい様に少し極端に書いてますが、ラインが太いと図の様に同じ潮の流れの早さでも、ラインが潮に運ばれやすく大きく孤を描きます。
これにより流されてきた小魚を演出出来るのでより自然にスレたシーバスや大型のシーバスを狙う事が出来ます。

ルアーの頭を流れの方向に向かって流したい場合に向いています。

リーダーの太さを細くし、バチ/ハクパターン用スプールに

僕は通年基本リーダーはシーガーグランドマックスの15lb(3号)を使用していますが、バチやハクがベイトの春時期はベイトが小さい事もあってリーダーが太いと食いが悪い様な気がする(実際は分かりませんが、よく言われている事なので一応)ので細目リーダー(2号)を巻いたスプールで反応が悪い時にラインを変えたりします。

バチやマイクロベイトパターン時はリーダーは細い方が反応が良いとされています。

シンキングPEラインを巻く事で、流れが強くてもダウンドリフトが出来る

僕のフィールドの浜名湖では流れがかなり強いのですが、こういった場面でダウンドリフトでルアーの頭を上流に向けて流したい時、流れが強すぎてどうしても遠目に投げるとラインが流されてしまい、ルアーが頭から流されてしまいます。
こういう時にはシンキングPEを使うと比重が重い為、流され難くルアーの頭を上流に向けたままのダウンドリフトがやり易いので試して見見て下さい。
河川等の流れが早い場面では活躍すると思います。

また、強風でPEラインが風に煽られてしまう時、特に強風時の橋脚狙いでは糸ふけが橋脚にとられてしまう事よくありません?そんな時にシンキングPEは風に煽られ難くキャスト精度が向上するのでやってみて下さい。

シンキングPEは激流でのダウンドリフトと強風時のシチュエーションに強い

Shimano ピットプルG5が手頃な価格なので試してみて下さい。
流れの影響の受けにくい細目(0.8号)がシンキングPEと相性がよくダウンドリフトがやりやすいです。

ダウンドリフトが釣れた実体験記事はこちら↓

分かっている人からしたら何をいまさらですが、頭が上流を向いていないと反応しないシチュエーションは多々あります。逆もしかり。
特定の場所にベイトが溜まっているシチュエーションの時に多いです。

スペアスプールの選び方

スペア/替えスプールの選び方ですが、純正リールのスプールをもう1個用意するか、メーカーが出しているスペアスプールを購入する形になると思います。

正直どっちでも良いのですが、僕的には純正スプールだと、どっちがどのラインを巻いたかわけわからなくなるので、カスタムスプール等にすると一目で違うスプールだと分かるので良いと思います。
もちろん純正スプールをもう1個買うのも全然ありです。

スペアスプールの持ち運び方

セルテートLT3000番でシマノスプールケースSを使用
※カラビナはケースに付属していません。

スペアスプールの持ち運びについてですが、専用ケースが売られてますのでこういった製品にいれて置くと安心です。
スプールエッジは傷が付くと即ラインブレイクにつながるので必ず保護ケースに入れて持ち運んでください。
ダイワ等いろんなメーカーからも出ていますがどれでも大丈夫です。
チャック部分にカラビナを付けてベスト等にくっつけておくとサッと交換出来て便利ですよb

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