こんにちは、ギョギョライターです。
僕はシーバスにはダブルハンドルを使用していまして、使った使用感、メリット、おすすめのダブルハンドルについて語ろうと思います。
シーバスリールにダブルハンドルを使ってみたい人、ダブルハンドル愛好家の参考になれば。
シーバスにおすすめのダブルハンドルはいろいろ試した結果、リブレのウイング110がハンドルピッチ長さ・精度・品質共にシーバスに最適でしたのでシーバスにダブルハンドルを探している人は是非。
シーバス用ダブルハンドルはリブレ110の一択といっていいです。
シーバスにリールにダブルハンドルを使用する事のメリット
まずダブルハンドルについて大事な事ですが、ダブルハンドルは使うと釣果が劇的に上がるとか人生が変わるとかそういった類の物では無く、自分が釣りでやりたい事を更に強化、もしくは弱点を補う為の手段の一つがダブルハンドルという事を頭にいれて置いてください。
僕がシーバス釣りに期待するダブルハンドルのメリットは、リールに伝わって来る巻きの重さ、つまりは巻き感度を極限まで上げる事が出来るアイテムという位置付けで使用しています。
シーバス釣りにおけるダブルハンドルのメリットはハンドルが2つついている事によりシングルハンドルと比較してバランスが取れている為、ハンドル1回転する時のハンドル自体の自重による抵抗が一定になり、ルアーの巻き感度、潮の流れをより感じ獲れる様になる事が最大のメリットです。
画像は純正そのままシングルハンドルのセルテート3000LTです。
シングルハンドルは通常画像の様にハンドルをくるくる回しますが、ハンドルの自重があるのでハンドルを上に持ってくるときは重く、ハンドルを下げる時には自重で軽くなります。
シングルハンドルは自重で勝手にハンドルが半回転くるっと回る事ありますよね。
で、それの何が問題なのか?
シングルハンドルで細目のシンペンや抵抗の少ないルアーをデッドスローで巻いていると、ハンドルを下げて軽くなる時、フッと抜ける様にルアーのわずかな引き重りが感じ取りにくいです。
またアップクロスでルアーを引いている時、出来るだけゆっくり流したい場合ではわずかに引き重りを感じながら巻きますが、その際もハンドルを下げる時には、ハンドルを上げて巻いている時と抵抗感は明らかに変わります。
他には潮の流れをゆっくり感じ取りたい時で、ここが潮が効いている、ここが緩い等を探る時。
ダブルハンドルならバランスが良いのでハンドルを1回転させている時の引き重りはほぼ一定なので変化が分かりやすいです。
ただし、引き抵抗のあるルアーを引いて来る時や、リトリーブスピードが速い場合、潮の抵抗をモロに受けるダウンクロスで引いている場合ではあまりダブルハンドルの意味は無いです。
そして大事な事は、別に変化が分かったからと言って=シーバスが釣れるに直結する事は無いですし、シングルハンドルでハンドルを下げる時に変化を感じ取り難いからといって同じ事が出来ないわけでは無いです。感度では無く感覚を頼りに一定間隔に巻く様に気を付ければ問題は無いです。
僕がシーバスで使うダブルハンドルに求めるメリットをまとめると
という点だけで、それ以上でも以下でもありません。
上記の点を求める人はダブルハンドルはかなりメリットがあると思います。
求めない人にはメリットは無いです。
シーバスでダブルハンドルを使うデメリットは?
僕の場合は先で上げたメリットが大幅に上回るのでデメリットは無いに等しいですが、巻き感度のメリットを除外すると
の2点ですかね。
重くなると言っても僕の場合セルテート純正シングルハンドルが25g➡ダブルハンドルが50gで約25g増加してますが、正直リールの増量は感じ取れませんが巻き感度の変化はあきらかに感じ取れるので僕はデメリットには感じませんが、軽量化タックルを求める人にはデメリットになります。
メリット、デメリットを天秤にかけて、自分の釣りの方向性で考えてみて下さい。
シーバスでダブルハンドルのメリットが活きるのはナイトゲームとスローな巻き
ダブルハンドルについて語る上で、いろいろなパターンで試しましたが、ダブルハンドルが有効な場合とあまり意味の感じない場合がありましたので参考にして下さい。
ダブルハンドルのメリットを感じるシチュエーション
ダブルハンドルの恩恵を受けられるシチュエーションは、ナイトゲームでの使用の時が一番メリットがあると感じます。
ナイトゲームでは比較的スローにルアーを動かす事が多く、デッドスローの時はダブルハンドルの巻き感度の良さを感じ取れるはずです。
ナイトゲームかつスローな釣りや流れを感じ取りたい人は試してみる価値ありだと思います。
ダブルハンドルのメリットを感じないシチュエーション
逆にダブルハンドルのメリットを感じないシチュエーションはデイゲームや巻きの速い釣りではほぼメリットは無いです。
試しましたが、デイデゲームではそもそもデッドスローをする事があまり無く、巻きも早いのでシングルハンドルでも十分に巻き抵抗を感じ取れます。
ダウンクロスや流れがガンガン当たってルアーがブリブリ動いてるシチュエーションも意味無いです。
ダブルハンドル選びはハンドルピッチ(長さ)が超重要
リブレに行きつくまでにいろんなダブルハンドル使ってみました。
使って分かったのがゴメクサスとか上の画像のブリーデンも買って使ったんですけどピッチが短いんですよ。
それもそのはず、シーバス使用を想定してない為か小型リール用ばかりで、ピッチが短いのでシーバスリールに取り付けるとハンドルが短くなってハイギアのように巻きが重くなるという問題が。
ハイギアリールに短いハンドルつけると致命的な重さになります。
ダブルハンドルがどうのこうの言う前に違和感がすごすぎて、とても実釣に耐えられなかったです。
こんな感じで、そもそも純正とハンドルの長さが違ってしまうと巻きバランス以外の問題が発生してしまうので比較が出来ないです。
これかなり重要なポイントで、巻き感度に関わって来る為ハンドルピッチの差異はシングルハンドルと比較して5mm以内に抑える事をお勧めします。
出来る限り純正に近づけた方が違和感なく使えますし、ダブルハンドルの恩恵が分かりやすいです。
シーバスリールのダブルハンドルはリブレのウイング110一択。
僕がシーバスのダブルハンドルにおすすめしたいのはリブレのウイング110一択です。
このダブルハンドル、かなり精密に作られており、ベアリングに薄いシムで調整されてて精密なのでガタつきも全く無くて質感かなり良かったです。
やっとシーバスリールに使えるダブルハンドルを見つけた。
リブレのウイング110の謳い文句にはロングピッチのダブルハンドルと書いてありますが、シーバスリールに使うにしてはジャストな長さです。
ピッチが110mm(片側55mm)のロング仕様なので、上のセルテートは純正シングルハンドルで60mmと、5mmの差である為ほとんど違和感なく使う事が出来ます。
ステラは3000番で55mmなのでシマノの方がよりピッタリの長さだと思いますが。
ウイング110に付いて来るチタン製ノブ「Fino+」が優秀
ウイングのノブのひょうたんの様な形状は最初違和感バリバリで何この形と思いましたが、握ったらすぐ分かりますがファッション的にこうしてるわけじゃなくて指で握った形に添うようになっているデザインでした。
チタン製のFino+ノブが非常に軽くて回しやすく、ひょうたん型が大きく指に吸い付く様に握れて使いやすく、ノブなんて正直気にしてなかったですけど上のカルディアにも追加で付ちゃうほど気に入りました(ぁ
ハンドルとノブのカラーの組み合わせもいろいろ出来ました。↓
シーバスにもダブルハンドルは問題無く使えます!
僕はこんな感じでシーバスにダブルハンドルを使用しています。
ぶっちゃけデメリットも感じないので単純にダブルハンドルが好き!っていう人でもおすすめです。
小難しい事抜きにしても単純にハンドル回し易いですし、こういう感覚って理屈抜きでも大事かと。
シングルハンドルの方が優れているなら、ベイトリールはクラッチ返り防止の為にしぶしぶダブルハンドルにしてるって事なのか?
昨今の高級リールはどんどん高性能になっていって、リールにギアのなめらかさを求めるのにハンドルの自重による回転バランスは気にしないのはもったいない感じがして。
なめらかなリール程この違いはよくわかるんだけどなぁ。
見た目もシンプルでへんに着飾ってないですし、出来る限り軽量化されていたりとウイング110良いです。
素材の高級感だけで成り立ってる様なデザインなので良いリールにつけても安っぽくならないかと。
長文になりましたが僕の思うダブルハンドルのメリットをまとめると
現場ではあまりダブルハンドルを使用している人はみかけませんが、巻き感度を求める釣りをする人は是非使ってみて下さい。
あまりシーバスのダブルハンドルの有効性についての記事が無かったので書いてみました。
巻き感度が劇的に良くなると思うので是非次回の釣行時にお試しを。
シーバスの釣り方まとめ
コメント
当方、ハイ・ローは争いを望んでない派です(釣り方で使い分けてる)。
面白い実験してますね。
一つ気になったのはペダルの回転速度をハイ・ロー合わせて、低速・中速・高速域などと検証してみたのでしょうか?
(ミディアムリトリーブとデッドスローでの比較にも読めてしまいました)
自転車がなくて試せないので、とても気になります!