大潮、中潮、小潮・・・etc
今日は大潮だから潮がよく動く!とかいいますよね。
この潮周りは釣りをするに当たって非常に重要なファクターなんです!
潮の干満を知ろう!
海は、月の引力の影響を受けて干潮と満潮を繰り返します。
この干潮と満潮の水位の高さは、実は毎日同じではないのです!
干潮と満潮の水位の高低差が一番大きい日を、大潮と呼びます。
高低差が小さくなるにつれて
大潮→中潮→小潮→若潮→長潮という呼び方になります。
大潮(おおしお)
干潮と満潮の差が最も大きい日。それだけ大量の海水が増えたり減ったりするわけで、流れも強い。
魚達も活発だが潮通しの良い場所では流れが強すぎて非常に釣りがしずらいので注意。
干潮時には行けたが満潮になって足場がなくなってる!なんてことも。
その為、潮干狩りでは大潮の干潮を狙う事が多い。
中潮(なかしお)
大潮よりは干潮と満潮の差が少なく、それに伴い流れもほどほど。
一番釣果と釣り易さが伴っている潮。
ただし中潮には2種類あり、
・大潮後の中潮
・若潮後の中潮
この二つは釣果に差が出るといわれる。
大潮後の中潮の方が釣れるといわれている。
小潮(こしお)
干潮と満潮の高低差があまりなく、流れも少ない。
魚達も低活性なことが多く、あまり釣果がでないとされる。
釣りはし易いので初心者の練習にはいいかもしれない。
潮通りの良すぎる場所では逆に丁度良くなるポイントもある。
長潮(ながしお)
一番潮の流れが少ない潮周りで、最も釣れないと言われています。
ほとんど流れがなく干潮と満潮の差がなくだらだらと長く続きます。
個人的にも釣れないと感じる潮回り。
若潮(わかしお)
長潮の次の日で、潮が若返りまた流れ出すことから若潮と呼ばれます。
若返るとはいっても大したことなく、長潮よりはマシだが小潮と同レベルくらいです。
潮回りには規則性があります。
大潮と小潮の差を極端な図にするとこうなります。
大潮はそれだけ海水が移動するということです。
海水の移動量が同じ時間内でも多いので当然流れる速度も速くなります。
6時間でチョロっと水が移動するのと、6時間で大量の水が移動するのじゃ当然スピードが違うのです。
この潮周り、実は規則性があります。
ランダムで決まるのではなく、
大潮が4日間、中潮が4日間、小潮3日間、長潮1日、若潮1日、中潮2日間の15日間を繰り返しています。
①大潮➡②大潮➡③大潮➡④大潮➡⑤中潮➡⑥中潮➡⑦中潮➡⑧中潮➡⑨小潮➡⑩小潮➡⑪小潮➡⑫長潮➡⑬若潮➡⑭中潮➡⑮中潮➡①へもどる
結局どの潮周りが一番釣れるの?
一般的には、潮がよく動くほうが魚の活性が上がり釣れるといわれ、理由としては、水が動くことにより水中の酸素が増えることや、餌となるプランクトン、小魚が流されてそれを食べる魚の活性が上がるなど言われています。
実際は魚に聞いてみないとわからない部分ではありますけどね。
こんな感じで大潮の日は魚の活性が高いと言われています。
実際僕の感覚としても潮の動きが少ない小潮よりは、潮の動きな大潮の方が魚がよく釣れる気がします。
満潮付近が水深も増える為魚の反応も良く、中でも満潮から下げていくタイミングがよく釣れる事が多いです。
ちなみに大潮が一番良いのかというとそうでもなく、潮通りの良い場所では潮の流れが速すぎて釣りが非常にやりづらい場所などもあります。
逆に湾奥など潮通りがあまりよくない場所では大潮でも潮の流れが穏やかで丁度いい場所なんてのもあるので、自分のよく行く場所で一番ベストな潮周りを探してみて下さいね。
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