釣りをするにあたって絶対知っておきたい知識が「潮の読み方」です。
なんとなくは分かるけども、これから始める人にとってはサッパリワカラン!ッて人も多いんじゃないかな?
小学校で少し習ったのを思い出しながらおさらいしていきましょう!
まずは満潮と干潮についてです。
潮とは?潮ってなに?
海を見て、潮が引いてる 満ちてる とかいいますよね。
海面は一日中同じ高さではありません。
月の引力の影響を受けて1日に2回、満潮と干潮を繰り返します。これを「潮汐」(ちょうせき)といいます。
干潮時
干潮時は、海の海水が沖へ流れていき、一番水量の少ない時で「潮が引いてしまった状態」です。
満潮時
満潮時は、今度は逆に沖から海水が入ってきて一番水量が多い状態で「潮が満ちている状態」です。
このように干潮、満潮を1日2回繰り返すのですが、約6時間かけて海水が増えたり減ったりします。
このときの流れが潮の流れです。
潮の流れは一定では無い
満潮から干潮、干潮から満潮へと潮が流れる時、一定の速度で流れるのではないんです。
段々とゆるやかに流れ始め、次第に流れが速くなっていきます。
釣りではよく、上げ3分、下げ7分を狙うと言われることがあります。
この時が一番潮の流れが大きいと言われていることから、ココを狙え!ということですね。
上げ3分
干潮から満潮へ海水が増えていく時、満潮の潮の高さを「10」とした時、3分目の時が一番流れが強いと言われています。
下げ7分
満潮から干潮へ海水が減っていく時、満潮の潮の高さを「10」とした時、7分目の時が一番流れが強いと言われています。
潮と波の違い
潮=月の引力によって海水が移動する(流れる)
波=何らかの衝撃が伝わっていく現象で海水は移動しない
潮は海水が移動する
潮は月の引力によって海水が移動し、流れが出来ることです。
川って山からの斜面で水が流れてきますよね。
高いところから低いところへ水が移動するので流れが出来る。これは分かると思います。
でも海は高低差が無くても水が流れるのです。
不思議だ・・・!
波は海水は移動しない
波は潮とは違い、海水の表面が風等であおられ、そのエネルギーがうねりとなり海面に出来る物です。
一見波は水が移動しているように見えますが、海の表面に風が吹いてるだけです。
波はよく勘違いしていまいますが、風が吹くと風向き方向に海水が流れているように見えますが、海水自体は移動していません。
強風が吹くと海面が荒れて起こるのが波。
船が海を走ると発生するのが波。
池に石を投げると波紋が広がるのが波。
お風呂を上から手でおすと海面が上下に揺れるのが波です。
海の表面の一部分だけが衝撃で波立ってる状態です。
わかりづらいけどわかるかな?(笑)
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