シーバスルアー釣りは何が面白いの?趣味選びの最適解!

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シーバスの釣り方
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お手軽にドキドキ出来る趣味がシーバスフィッシングだと思う。

思わず胸が高鳴る何か熱中できる趣味が欲しい。そんな君へ数ある様々な趣味の1つからシーバスフィッシングを自信を持って紹介します。
シーバスルアーフィッシンングは「釣り」の中のジャンルの一つで非常に人気の高い釣り方です。
他のジャンルの釣りを既にしている人や、そもそも釣りをした事がない人に伝わるように僕がシーバスフィッシングをしていて感じる面白さを超ストレートに伝えてみます。
シーバス釣りの深さはとても簡潔には伝えられない、いや、簡潔では伝わらない。
非常に長文になるので隙間時間に区切って読んでいただきたい。

前提として僕はシーバスフィッシング以外の釣り、特にクロダイ、サビキや団子釣りも好きですし、釣り以外の趣味では昔はパチスロやゲームやスノボー(今は辞めました。)、筋トレ(PFCバランスから始まり減量、増量まで結構勉強しました)やキャンプ(ソロでも行きます)も好きです。
サバイバルゲーム、ボルダリングなど深くはありませんが食わず嫌いせずに楽しんできた中でシーバスフィッシングの魅力を伝えたくて書いてみます。
決して他の釣りがシーバス釣りに面白さで劣る、他の趣味より面白いといいたいわけではありません。
むしろシーバスフィッシングにはまったからこそ、他の趣味も僕が知らないだけできっと他の人が感じる「上澄みでは見えてこない、潜り込んで探ってみないとわからない深い面白さ」があるんだろうなぁと想像しています。
僕の歩いてきた短い人生では全ての趣味に潜り込む程の時間や機会がありませんでしたが、少なくとも僕はシーバスフィッシングという趣味を深く足をつっこんだからこそ分かる面白さを、シーバスフィッシングをしたことが無い人に伝わるように趣味の選択肢の一つとして紹介できればなと思います。


一般人に理解され難いのがシーバスフィッシングでもある

たぶん今シーバスフィッシングに熱中されている人も、常人では考えられない深夜や早朝に釣りに出かけ、友人や奥様から理解されがたい目で見られている経験もある事でしょう。
(似たようなジャンルの釣りも該当しますが)

「え!こんな時間に真っ暗な海で餌つけてぼーっと座ってるの!?」
「水の中に入ってるの!?夜中の海に!?イカレてるの?」
「買えばいいじゃん!え!逃がしてるの!?」
「どうせ釣れないのに何故海へ向かう!?」
「こんな真っ暗な真夜中に海にいるのは全世界でアナタだけじゃないの?」
「仕事帰りに釣りへいく!?病んでるの?」
「釣り?私もやった事あるから分かるよ、ハゼとかサビキとか。」
「っていうかハゼとかアジ釣りにしたら?」
「他にもっと面白い趣味がある事知らないんじゃないのこの人・・・」

いやいや・・違うんだよ・・違う・・・いろんな釣りとごっちゃになってるし・・
とはいってもやった事無い人に熱弁するのもなぁ・・
理解されないのは他の趣味でも同じこと・・・
もやもやとしたもどかしさと共に「まぁ好きだからさ。」と気のない返事でかわす寂しさと、やった事ないから分からないよなぁと悔しい気持ちがいりまじり。

別に一緒になってシーバス釣りをやってくれなんて思わない。
ただ誤解を解きたい。
僕たちしか見てない景色を見せてあげたい。
いや、願わくば本当は。欲を言えば理解してほしいのだけど。
無理だろうからせめて最後までこの記事を読んでみてほしい。

そもそもシーバスってどんな魚?

というわけで前置きが長くなりましたが、そもそもシーバスルアーフィッシングで狙っている、「シーバス」とは一体どんな魚なんだろうか?
言葉として聞いた事ある人も多いとは思うが、美味しい魚は?と聞かれてシーバスと聞く事は無いですよね。
それもそのはず、シーバスとは主にルアー釣りで呼ばれる通称で鱸(スズキ)という魚です。
シーバスの生態をざっと見てみましょう。
シーバスが普段どんな生活をしているのか知らないと、そもそも釣れませんからね!

名称鱸(スズキ)
学名:Lateolabrax japonicus
通称:シーバス
スズキ目・スズキ亜目・スズキ科
種類マルスズキ
ヒラスズキ
タイリクスズキ
シーバスと呼ばれるのは一般的にマルスズキの事を指す。
この記事の画像はマルスズキだよ。
生息地北海道南部から九州
産卵期10月から3月で12月から1月が最も盛ん。
出世魚生後1~2年➡20~40cmをセイゴ
生後2~3年➡40~60cmをフッコ(マダカ)
生後3年~ ➡60cm以上スズキ
※呼び方は地域によります。
形態全長は最大で1mを超える大型魚。
126cm/13.14kgが記録として残る最大サイズだそうです。
生態夜行性
冬:湾口部や河口等の外洋の海の影響を受ける水域で産卵をし冬を越す。
春~秋:内湾や河川に餌を求めて入ってきて暮らすという規則的な回遊を行う。
浸透圧調整機能が高く、淡水域でも生存が可能で川の上流まで遡上する個体もいる。
食性肉食性で小魚や甲殻類などなんでも食べる。
口が大きく、噛みつくのではなく水ごと吸い込む様に捕食する。

一般的にシーバスとは上の画像のマルスズキの事を指します。
スズキは出世魚で大きさによって呼び方が変わり、僕の地域では
~30cmセイゴ➡~60cmマダカ➡60cm以上をスズキ
と呼びますが、正直その人の感覚にもよるので明確な定義はありません。
ちなみにエサ釣りの人はスズキ、ルアーの人はシーバスと呼ぶ事が多いです。
ルアーフィッシングではどんなサイズもひっくるめて「シーバス」と呼びます。
ちっちゃいシーバスを「チーバス」と呼ぶこともあります。
逆に80cm以上のシーバスを「ランカー」と呼び、目標の一つ。

なぜスズキをシーバスと呼ぶのかと言うと、調べて見ると故西山徹氏が1970年代頃に海のバス、シーバスと呼ぼうと流行らせたのが始まりらしいですね。
淡水のブラックバスのルアーフィッシングに代わる、まるで海のバス、それがスズキでありシーバスというわけですね。
それでは対象魚の事が分かったらシーバス釣りの魅力について深堀していきましょう!

シーバス釣りの魅力1「お手軽さ」

僕が思うシーバス釣りの魅力の一つとして、「お手軽さ」は外せない。
お手軽というのは簡単に釣れるという意味では無くて、釣りを始めてから終わるまでがスピーディーという点。
シーバスは非常に身近な魚で、生息する地域であればどこにでもいる。
水深が30cm以上あればいる。しかもでかいのが。
釣り人にしかこれは分からないと思うが、え!こんなとこに?っていうくらい浅い場所にも60cmくらいのシーバスは普通に釣れる。

なので近くの海に車で向かい、現場へ到着したらロッドを繋ぎ合わせ、ラインを通し、ルアーを結ぶ。
あとはルアーボックスの入ったジャケットを上から着ればもう準備は万端で10分で釣り開始が出来る。
ジャケットでなくても簡単なショルダーバッグでもなんでも良い。
ルアーなので餌を買う必要も準備もいらない。
サビキ釣りやハゼ釣りみたいに仕掛けや針や、クーラーボックスにタックルボックスも必要無い。
場所にもよりますが基本的に手には釣竿しか持っていない程手軽な装備
手も汚れなければミミズに触る必要も無いし当然臭いもつかない。
基本的にラインもルアーを結ぶ最初の1回だけ。
エサ釣りによくある仕掛けが絡まったり釣った魚をどうするか?余った餌をどうするか?そんな事を考える必要も無い。
シーバスフィッシングはただ糸にルアーを結んで投げるだけで良い。

チャンスと思われる潮の時間があるのならその1時間だけ狙うのもよし。
今日は本腰いれて長時間やるのもよし。
餌釣りと違っておびき寄せる釣り方では無いので、ルアー釣りでは待つという事はしません。
「魚がいるだろうと思う場所にルアーを通し、食わせる」
これにつきます。
限られた時間内にシーバスのいる場所、反応するルアーを見つけ、食わす。
簡単にいうとこれだけで、ルアーを投げてそれが正解ならすぐ答えが出る。
1投目で食ってくるかもしれないし、はたまた食ってこないかもしれない。
ルアーフィッシングに関しては段々、徐々に魚が釣れだすという感覚ではなく、投げれば投げるほど魚が警戒して釣れなくなる。
一投一投に正解が出るか?といった感覚に近いと思う。

実際僕は仕事帰りに近くの海へ釣りにいって5投目でシーバスがHITし、食べたかったのでそのまま持ち帰って釣り場に10分もいないうちに帰った事もあります。
撤収も時間はかからずルアーに結んだラインを切ってラインを巻取り、ロッドを2分割するだけ。
早い人なら5分で撤収完了する。
こんなに準備と撤収に時間のかからない釣りが他にあるだろうか!?

シーバス釣りの魅力2「釣れる魚が大きい」

シーバス釣りのお手軽さがわかってもらえたでしょうか?
他の釣りに比べて非常に荷物や準備が少なく釣り場も身近で、その割に釣れる魚のサイズが大きいのも魅力的な釣りです。

シーバスは最大で約1m程になりますが、もちろんこんなランカーと呼ばれるサイズはそう簡単には釣れません。
ただ、シーバスの生後2~3年の魚のサイズは40~60cm程にもなるのでシーバスでいう普通のサイズは他の魚と比べて比較にならないくらい大きいです。
50cm前後のシーバスならほんと水深の無い場所にもいるし、街中の整備された川のすぐ横が民家みたいな場所でも普通に釣れます。
ハゼやアジのサビキ釣りでは手のひらサイズかどうかで大きい小さいを言いますが、シーバスの手のひらサイズは赤ちゃんです。
ルアー釣りで赤ちゃんサイズを釣るのは逆に難しいです。

そしてこれは釣ったことある人にしか分からない感覚ではあると思いますが、シーバス釣りに限らず大きな魚を掛けた瞬間の胸の高鳴り、ロッドから伝わる生命感、一体どんな魚が掛かっているのか?バレないでほしいという感覚は時間にしてはわずかの出来事ですが、恐らく初めて釣り上げた瞬間は緊張で手が震えると思います。
これは大げさに言葉として表現してるわけではなくて、本当に自分で考えて初めて大きな魚を掛けた時は手が震えるんですよ笑

人間にも狩猟本能があるとかよく言いますけど、たぶん本能的な物を刺激してるんですかね。
なかなか趣味で手が震えるほど、胸がドキドキするほど興奮する事ってなくないですか?
泣けるとかでは無い意味で、あ、これが感動ってやつかと感じる事が出来ると思います。
でもこの感覚って、大きな魚を釣るほどに薄れていく感覚でもあるんですけどね。

シーバス釣りの魅力2「一人でも友人とでも楽しめる」

僕が趣味に求める事の一つは、一人でも手軽に楽しめるという事。
「誰と何をやるか?という複数人で行う事を目的とした趣味」と、「自分一人でも打ち込める趣味」では、後者の方が継続力や上達スピードが段違いです。
全ての趣味に言える事ではありますが、誰かと一緒でないと出来ない趣味というのはなかなか継続し難いですよね。
僕の様に友達が少なくても、あなたの様に友達が多くても出来る趣味。
シーバスフィッシングは一人でも朝でも夜でも挑戦する事ができるし、仲間と一緒に今日はあそこのポイントへ行ってみよう!と一人では臆してしまう夜の海や、自分一人では気付けなかった多数の攻め方が出来ます。
ゲームでいうところの共闘プレイみたいな感覚に近いかも?

シーバス釣りの魅力3「ゲーム性・戦略性が非常に高い」

一番の醍醐味といっても過言では無いのがゲーム性、戦略性の高さにあると思います。
シーバス釣りはスポーツフィッシングやゲームフィッシングとも呼ばれ、適当にルアーを投げているだけでは滅多に釣れません。
おそらく本当に何も知識の無いままルアーを投げ続けているだけでは丸一年間釣れない可能性すらあります。
例えばこのフィールドであなたなら、どこにどんなルアーをどんなスピードで投げますか?

シーバスを釣った事のある人ならこの画像を見ただけで、すぐに頭の中に何パターンかパッと浮かんでくるんじゃないかな?
橋の影になっている所に隠れて餌を待ち伏せてるシーバスや潮目についているシーバス、または橋脚まわりに潜んでいるシーバス。
この浮かんでくる作戦がその人の「引き出しの多さ」になります。

橋脚まわりにルアーを通したい時、あなたならどうするかな?
直接橋脚めがけてルアーを投げる?
流れを利用して手前に投げてルアーを流し込むのがいいかな?
その方法を知ってるかな?

この画像の季節が「春」だったら・・・使うルアーのタイプやサイズもある程度浮かびます。
ここに風の強さや潮の流れの方向、水深の深さなどなど。
いろんな要素から組み立てて今釣るにはどうするか。
そんなことを考えているうちに潮が速くなったり、逆もしかり。
右側でボイルが出たぞ。ということはあの辺りの表層を意識している?
一刻一刻と状況は変化していきます。
始めたばかりでは細かなヒントに気づく事も出来ないかも。

釣り方をしらない人は投げやすい場所に投げます。
釣り方を知っている人は釣れる場所に投げます。
ポイントによっても攻め方がかわってくるのでその場所を熟知しているか・・
ある場所では強い人、この季節なら負けなしの人、いろんな釣り人がいます。
始めたばかりはほぼ釣れませんが、潮を読む力、今何を食べているのかを見極める力等、知識をつけて引き出しを増やし、それを実現する為のテクニックを磨くほど釣れるようになっていくのがシーバス釣りの醍醐味なのです。

シーバス釣りの魅力5「自分だけのタックルセッティング」

シーバスを釣るための道具、ロッドやリール。
一見みんな同じ様に見えるかもしれませんがそれぞれ違います。
飛距離重視のロングロッドを使う人や正確性や感度、手返しのよさを重視したショートロッドを使う人。
固めのロッドで魚に主導権を握らせないパワー型の人や、柔らかめのロッドで確実に掛け柔軟にいなす人。
大型リールで飛距離を伸ばすか軽量リールで操作性を重視するか?
ハイギア派かローギア派か?
シングルハンドル?ダブルハンドル?
組み合わせは無限にあります。
自分の好きなスタイルに合わせたセッティングが出来るのも個性が出て面白いところです。
あなたならどんなセッティングでシーバスを釣りますか?

シーバス釣りの魅力6「食べても美味しい」

シーバスフィッシングでは魚を釣るまでのゲーム性をゴールにする人も多くいますが、持ち帰って美味しく頂くのももちろんあり。
淡白な白身魚であるスズキは食味としてもとても美味しく、お刺身やフライ、ムニエルと食卓を豪華にしてくれます。
僕はムニエルが大好きでバターの香りとふっくらした食感は是非一度食べて欲しい!

シーバスフィッシングを趣味にしませんか?

おそらく、「この人はシーバス釣りがすごく好きな人なんだろうな」って思ったあなた。
正解です。
僕も客観的に自分の文章を読だらそう思うでしょう。
そう思うと同時に僕もシーバスを釣るまではあなたと同じ感想を持っていました。
近くにシーバスが住む海がある人は是非挑戦してみて下さい!
あなたの中の狩猟本能を満足させてくれるかも。

シーバスの釣り方まとめはこちら

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