「レンジ=深さ=棚」
ルアーにおけるレンジとは、どの深さを泳がせるか?という事になります。
このレンジの意識はとても難しく、初心者の人はあまり重要視が出来ていないのでは?と思いました。
レンジコントロールは大事だよ!という部分を下手くそながらに説明をしてみます!
シーバスが釣れない!そもそもレンジは合ってる?
こんにちは!ギョギョライターです!
「レンジ」の重要性についてのお話しです。
みなさんも、ルアーの引いてくるレンジが重要というのは頭では当たり前の様に分かっていると思います。
しかしですね。僕は最近思ったわけですよ。
本当にレンジが重要だと気づいているのか?
いや、分かってると思うんですよ。
僕が言いたいのは
レンジを外す事が魚に相手にされない致命的な行為だ!
という事をどれだけトラウマ的に心に刻めるか!?という事なんです。
よくどの記事でも、ルアーの教科書でもレンジは大切だと耳にはするけども、そのわりにはルアーフィッシングの時にはしっかりとレンジコントロールが出来ているのだろうか。
かなり大事なレンジの意識の重要度が、カラーローテーションと同じくらいの意識になっていないでしょうか?
というわけで、まずはなぜレンジコントロールが魚を釣るのに重要なのか?を改めて考えてみました!
レンジコントロールが重要な理由
まずはこの画像を見てください。
そう、勘のいい人ならすぐに気づいたはず。
絵がクソ下手くそ。
なぜ下手なのかについては別にブログを新設する必要があるので今回は割愛。
ルアーと、魚がレンジごとに3匹いる絵です。
なんとなく釣りしながらみんなこんなのを想像していると思う。
で、頭でこういったイメージを浮かべていると思うんだけど、多少のレンジのズレは魚がアタックしてくる!と、都合の良い解釈をしてしまいがち。
というか、アタックしてきそうな気がしてしまう。
ここが実際の水中と頭の中の大きな誤算だという事なんです。
上の図でいうと、食ってくる可能性が一番高いのはいうまでもなく①のレンジの魚。
可能性というか、低活性時であれば、①しか食ってこないと思った方がいいです。
このレンジがドンピシャな①番だけが釣れる魚です。
思った以上に、魚は「食べやすいベイトしか襲わない」んです。
もちろん生き物なので、活性が上がっていれば遠くても追っかけてきますし、多少のレンジの違いがあっても食ってくる事もあります。
ただ、釣れない時というのは絶対的に低活性なんですよね。
そもそも高活性の時は僕も少ないですけど何度か味わったことありますが、極端な話誰でも釣れるくらい簡単じゃないですか?
この②と③はレンジを外してる分だけ追う距離が長くなります。
釣れる順としてはもちろん①→②→③の順に釣れる可能性が多いですよね。
③に至っては、魚のかなり頭上をルアーが通っているのでそもそも気づかれない可能性が高い。
気づいたとしても追ってくるかどうか?
そもそも魚は常にエサとなるベイトを求めて泳いでいるわけで、ベイトとすれ違う事なんてたくさんあると思うんです。
その中で、お、このベイトは食えそうだな!っというチャンス時だけ襲ってる傾向がある。
遠くの魚を追っかけても食えるかわからんから体力の無駄なのだ。
人間で言うとナンパに感覚が近いのではないだろうか?(ぁ
街中であなたが立って品定めをしている中、周辺をいろんな異性が通り過ぎている。
わざわざ向かいの道路を挟んだ人に声をかけるのって難しい。
ねぇねぇカノジョォ~!と駆け寄っていく、追いかけるのは不自然であり警戒され易くはないだろうか。
それよりは、たまたま目の前を通った異性に、あ、すみませーんと声をかけるのが自然である。
(意味不明だけど何となく言いたい事が伝わればイイナ。(笑))
水中のイメージをしっかりと固める
その魚の活性(コンディション)によって、射程範囲が違うとは思うけれど魚に近いほどチャンスが高いのは間違いない。
最後に、レンジがいかに大事かという証拠に、みんな大好きYOU TUBEで捕食動画を見て欲しいです。
僕は水中動画はとても用意できないので、「シーバス 捕食」と検索してみてください(笑)何個か出てくるはず。
You Tube シーバス捕食動画はこちら
※別タブで開きます。
見ました?
しっかりとシーバスが目でベイトを追っているのが分かると思います。
ベイトも、思った以上にシーバスが近寄っても逃げたりしてなかったりしますよね。
中にはベイトを素通りしてたり。
特にボトムのベイトを探してるシーバスなんて、上のほうなんて全く見ていないのが分かりますよね?(笑)
つまり、僕の絵でいうと3番の魚は下のベイトを探していて、上のレンジなんて興味ないんです。
上にベイトがいるのは知っているかもしれません。ただ、ボトムの食い易そうなベイトを探しているんです。
僕はシーバスはこう考えていると思うんです。
シーバス「フンフフーン♪あなたの事なんて気にしてませんし気づいていませんよー。なんちゃって!バクッ!」
なんか書いてて違う気がしてきた(笑)
ベイトもシーバスの射程圏内になった時以外はそんな慌てて逃げてませんよね。
・・・ゴクリと息を潜めてやりすごしてるのかも。
なぜレンジを意識しづらいのか
当たり前の事をそれっぽく説明します。
まず、人間はルアーを投げる時に視覚の情報を使って、左右前後で投げる場所を決めます。
潮目やボイルの有無、建造物等、目から入ってくる情報量は非常に膨大です。
一方、水中はどうでしょう??
はい、見えません。想像するしかないです。
水
中は見えないがゆえに、どうしてもレンジの意識が薄れる、または都合の良いように考えてしまうんです。
多少のレンジの上下は見えないがゆえに、釣れない原因として考えづらいという問題につながります。
そのため陥り易いのが、まずは投げるたびに目につくルアー。
ルアーの大きさのせいか?またはカラー?
いいえ、最も大事なのはレンジです!
僕の経験上、ルアーローテの大事な順番は
1.レンジ
↓
2.アクション
↓
3.大きさ(極端なサイズ違いは論外)
↓
4.カラー
だと思っています。
というわけで今回はレンジの重要性についてでした!
ルアーで釣れない!という初心者の人はレンジを強く意識してみるとグッと面白くなると思います!
関連記事:ルアーの種類によって得意なレンジを使い分けよう!
シーバスの釣り方まとめはこちら
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