ファミリーフィッシング極道【其之六】は道具選び編です。
今回は最も重要なタックルについて。
そう、「釣り竿とリール」はどんな物を使えばいいのか紹介します。
なるべくお金はかけたくないですよねぇ～。
ファミリーフィッシングに求められる釣り竿とは・・・
さて、今回は「ファミリーフィッシングにおける釣り竿選び」という事で、これは非常に難しい。
なぜならば、ファミリーフィッシング用の竿という物は存在しないからだ。
初心者用というセットも用意はされているが、セット物は単品で買うよりも安いがいかんせん品質が悪い。
そこである程度自分で選ぶ必要があるのだ。
まずはファミリーフィッシングにおけるタックル選びの条件を考えてみる。
1.値段が安価である事
2.ある程度、汎用性が効くタックルである事
3.子供や初心者でも使い易い物
この3点を踏まえて考えてみよう。
1.値段が安価である事
まず第一条件として「安いタックル」である事が求められる。
これは本格的に釣りを始めるわけではない初心者層にとって最も大事な事であろう。
しかしここでジレンマが発生する。
釣りに限った事では無いが、みなさんもご存じの通り「安い物＝品質が悪い」というのが世の中の常。
初心者には当然、経験からくる技術が無いので、本来であればそのテクニック面を高価な道具でカバーしたい所ではあるのだが、ことファミリーフィッシングにおいてはそれも出来ない。
従って、限られた予算内で「可能な限り良いタックル」を選ぶ必要があるのは言うまでもない。
しかも人数分揃える必要があるわけだから。
2.ある程度、汎用性が効くタックルである事
僕が紹介した釣りはサビキ釣り・チョイ投げ・ハゼ釣りの3種類。
他にも様々な釣り方があるが、本来はもちろん専用の竿を準備するのが好ましい。
しかし当然の様に専用のタックルを用意するような予算は無いわけで、「様々な釣り方をひとつのタックルで行える汎用性」が求められる。
3.子供や初心者でも使い易い物
「大は小を兼ねる」
こんな言葉があるが、いくら安くて汎用性が効くからといってゴツくて長いロッドでは子供や女性が扱う事が出来ない。
ファミリーフィッシングにおいては使用者に合わせた釣りを展開する必要があるので、「小で大を兼ねる」必要があるのだ。
その為、ロッドのパワーや長さも力の無い人に合わせたタックルを選ばなければいけない。
【3点を満たすタックルは・・・】
以上の3点を踏まえた上でタックルを選んでみる。
最初は僕はサビキ釣りはリールが無くても出来る為、「リールの無い延べ竿」が初心者や子供にもシンプルで使い易く、トラブルも起きにくいので延べ竿でファミリーフィッシングを成功させようと考えたが、汎用性に欠ける上に、釣り方が限られる為に発展性に乏しい。
また子供の成長に合わせての技術力向上に伴い「物足りなくなってくる」事も考えられるので延べ竿は無しとした。
よって、ベストな釣り竿は上の写真の様なリール付きの「振出し竿」と呼ばれる、伸び縮みするタイプのロッドがいいだろう。
僕の考えるファミリーフィッシングに最適なタックルはこれだ！！
こちらは株式会社浜田商会のプライベートブランドである【プロマリン】の振出しロッド。
値段を見て頂ければ分かるが非常に安い。
このプロマリンは非常に安価な釣り製品を提供しているメーカーで、高品質では無いが値段を考えたら十分すぎるスペックの釣具を作り出している。
釣り具2大大手のdaiwaやshimanoとはターゲット層が違うので当たり前だが。
ファッションでいえばユニクロと兄弟会社の「ＧＵ」の様な初心者向けの安価釣り具製品を作っている。
僕も前打ち釣りでタイコリールはプロマリンのを使っているが値段の割に非常に良い製品だと思う。
「わくわくタックルセット」という名前の通りターゲットは完全に初心者向けだ。
わくわくタックルセットでいかに大物を釣るか？
このカッコよさが分かりますかね？ﾆﾔﾘ
スペックについて
わくわくタックルセットDX300は「振出し竿」とリールのセット。
持てる重りの重さとか細かい事は考えなくてＯＫです。
「DX300」は3.0メートルの長さという意味で、この長さであれば子供から大人まで持ちやすい。
縮めると75センチまでコンパクトになるので持ち運びも楽ちん。
長さは他に2.3メートルと2.7メートルバージョンもあるが、先で紹介した3メートルが重さ・軽さ的にも使い易い。
チョイ投げやサビキ釣りでは仕掛けは投げるのでそこまで長い物は必要がないし、長さが必要なのは仕掛けを垂らすだけのサビキ釣りだが、3メートルあれば十分。
リールも付いているので、すぐに釣りが出来る。
サビキ釣り・チョイ投げ・ハゼ釣りとなんでもござれのタックルでとにかく安い！
ただし、ロッドの長さについては子供の大きさによるところもある為、小さい子の場合で不安であれば短い物を選ぼう。
というわけでこのわくわくタックルでファミリーフィッシングを極めていきます！
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