前打ち釣りのカニ餌のガン玉の打ち方と誘い方

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前打ちの釣り方

こんにちはギョギョライターです。
前打ちでのカニ餌(岩ガニや砂ガニ等)を使ったガンダマの打ち方と誘い方の紹介です。
前打ち特有のエサの一つで少しクセがありますがカニは黒鯛の大好物でよく釣れるので是非使ってみて下さい。

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前打ちでカニ餌を使ってみよう!

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前打ち・落とし込み・ヘチ釣りの落下系の釣り方でよく使われる「カニ餌」。
ぶっこみ釣り等ではあまり使われる事が無いので、特有のエサともいえますね。
写真は「岩ガニ」と呼ばれる種類で、釣具屋さんで売っています。
地域にもよるかもしれませんが、種類は岩ガニ・砂ガニ・クモガニ等が良く使われると思います。
黒鯛自体がカニの種類を見極めてるとは思えないので、どのカニを使ってもそこまで釣果に響く事は無いと思いますが、種類よりも大事な事は釣り場に野生のカニがいるかどうか?ココを気にするほうがエサ選びとしては間違いないですね。
「マッチザベイト」これ大事です。

カニ餌を使う時期・季節は?

冬の11~3月を除いた時期で使う事が出来ます。(大体どの時期も蟹はいるので。)
カニ餌は夏場は外道のフグが多くなるので、イガイが付く夏の季節(大体7月~10月)はフグからの猛攻を避ける為にイガイを使って外道除けをする事が多いです。
通年を通してカニ餌は黒鯛を狙えるので餌選びに迷う時はカニ餌を選んでおけば間違い無いです。
特にカニ餌はクセはありますが初心者の人には「底が獲り易い」餌なのでおすすめです。

カニ餌のガンダマの打ち方と針の刺し方

んでは、実際にカニ餌の仕掛けの作り方です。
まずは針にガン玉を打ってみます!

ガンダマの打つ場所

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写真は針のふところの部分にガンダマを打った物です。
この位置にガンダマをプライヤー(ペンチ)でしっかりと挟みこんで下さいませ。
写真は分かり易く大きなガンダマ(6B)を付けてます。
潮の流れに合わせてB~6B等お好みで付けてOKですが、カニ自体の重さも考慮して付けると尚よしです。
ポイントは、カニが海に流さているのを演出出来るかつ、底が取れる重さです。
いくら底が取りやすいからといって、流れを無視してカニが水中を垂直に落下していくような重さは不自然ですからね。

カニ餌の針の刺す場所

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次はカニ餌の付け方ですが、針を刺す場所はカニの「フンドシ」と呼ばれるお腹の丸い部分の、端っこに刺します。
ド真ん中に刺すと弱りが早い様に思うので。
お腹から刺して、背中に針先が少しだけ出るように貫通させます。
これも、貫通させないと針がカニの体内で遊んでしまいカニの弱りが早くなるんでサクッサクッといった感じでお腹側から背中に貫通させて下さい。

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写真の様な感じになります。
これは分かりやすく6Bのガンダマを付けてて一見大きいので不自然で黒鯛が釣れないんじゃないか?と思いきやこれでも釣れますんでご安心を。
もしかしたら食いは落ちてるのかもしれないけど、僕は潮の流れが速い場所で前打ちをする事が多いので結構6Bで釣る事が多いです。

カニが死んでしまっても食いが落ちるような気はしますが、釣れます。
カニの手足を全て捥いでしまって、胴体部分に針掛けする「パチンコ」と呼ばれるハリの付け方もあって、これでも釣れるみたいなんで死んでても大丈夫でしょうね。
パチンコはカニが手足を丸めて縮こまってる様子を表し、「生きている様に演出」するそうですが、僕は黒鯛はそこまで見て無いような気がします。
もちろん生きが良いほどアピールも強いとは思うので、餌に余裕があれば弱ったら取り換えるといいです。

僕の経験上、活きの良さは
野生のカニ市販のオスのカニ市販のメスのカニの順で元気なのでそれに従って食いが良い様な気がします(笑)

カニ餌を使った前打ちの誘い方

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カニ餌の誘い方は、釣り場にいたカニが波にさらわれて海に落ちてしまい落下している様を演出するイメージです。
写真の様に軽くテンションをかけながらゆっくり自然にカニが落下するように。
竿の下げが速すぎるとラインがたるむので、その場合は落とし方が速すぎです。
あくまでも写真の様にラインテンションは張ったまま落としていくのがポイント。
ただし、自然に落下するように張りすぎずゆるめすぎずです。
カニが底に着底すると、前打ち竿の穂先が起きて、ラインがフふっと緩みます。

1.カニが着底後しばらく待つ

そしたら3秒~5秒ほどおいて黒鯛を待つイメージで。
反応が無ければ1メートル程竿を上げてまたゆっくりと落とします。
この時の竿の上げ方は、落とす時と同じ様なスピードで上げるのを基本として、たまに素早くシャクるようにして上げます。
誘いをかけるイメージですね。
このあたりは正解は無いのでいろいろやってみてください。

2.カニが底から剥がれなくなったら

カニは生きているので着底後、長い時間ほっておくと岩の隙間等に隠れたり岩にしがみついたりします。
その為にカニ餌は着底が分かり易いので初心者向きですが根掛かりを起こすので、カニが地面にしがみついたな、と思ったらラインを一旦ゆるませヒュッと勢いよく竿を上げると外れますのでお試しを。

3.カニ餌の黒鯛の「アタリ」はどんな感じ?

カニ餌でのアタリのパターンはいろいろありますが一番多いのはカニを底まで落とした後にコンッとくるアタリですね。
着底までもう少しあるなーという時にフっとラインがたるんだ場合は落ちてきたカニに黒鯛が食いついた証拠。
コンッ!と手元に伝わる場合は一気に合わせて下さい!
分かりづらい場合は、「きく」といって、竿を少しだけ上げてみて魚が食っているか反応を見て下さい。
グイグイッとひっぱれば鬼アワセを食らわせます。

もう一つのアタリで分かり易いのが「ひったくるようなアタリ」です。
これは穂先がギュィーーーン!!と海中にいきなり引き込まれるので分かり易くて一番楽しいあたりです。
この場合も黒鯛のパワーに負けない様に合わせ、底から一気に浮かせます。

最後は伝え辛いアタリですがラインがゴソゴソ・・・というように何かよくわからないけど違和感が手元に伝わってくる状態。
恐らく黒鯛がカニをかじってその場でじっとしているような状態ではないかと。
これは分かりづらいので、少し竿をあげて聞いてみて反応があれば一気に合わせます。

最初はとにかく違和感があれば合わせていく!

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カニ餌は前打ち初心者にはカニが底にしがみつくので底取りがし易い万能エサです。
最初はカニで特訓しまくってください!
カニ餌を普段使わない人は本当に釣れるの?って思うかもしれませんが思った以上に黒鯛は釣れます。
アタリに関しては分かりづらい部分もあるので、少しでも違和感を感じたら積極的にガンガン合わせていくと段々わかってくるはず。
魚が食っていればドン!!と竿に重みが乗ります。

前打ちでは餌を落としていく際に一番反応が多いので全神経を集中させてわずかな違和感を感じ取る繊細な釣りです。
高感度なタックルを使って まずはカニをひたすら落として練習あるのみですね!

クロダイの釣り方まとめはこちら

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