前打ちで使うカニ餌はどうやって保管する?専用の「カニ桶」がおすすめ。

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前打ち道具

黒鯛前打ち釣りに使う鉄板のカニ餌。
釣り場でどうやって保存したり、持ち歩いたりしていますか?
実は専用のエサ入れがあるんですよね!
いろんな種類があるので選び方をみてみましょう!

カニ専用の入れ物、「カニ桶」を使おう!

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こちらはカニ桶と呼ばれる、カニを生かしたまま入れておく事が出来る専用のエサ入れ。
木箱で出来ていますね。
前打ち/落とし込み釣りをやっている人が首からぶらさげていたり、腰やベルト回りに装着しているのを釣り場でみたことがあるんじゃないかな?
いろんなメーカーから出ていて、カニ桶やサカサ桶(逆さ桶)なんて呼ばれてたりします。
ちなみに「サカサ桶」の由来は、木箱の入口が狭く、底が広い作りになっていてカニがよじのぼって逃げる事が出来ない様な作りになっている事からみたいです。
このカニ桶、使っていると一目で「お、前打ち/落とし込み師だな。」と分かるので、タイコリールとならぶ前打ち定番装備の一つ。
特徴的なアイテムなので持ってると個人的にかなりシブイ一品。
そもそも、このカニ桶がなぜ必要なんですかね?

 カニやエサを長時間生かしておく事が出来るのが「カニ桶」。

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カニ餌を釣具店で買うと、だいたい上の写真の様な感じでビニール袋に少しの水を入れて売ってくれる。
お店によってまちまちかもしれないけど、僕の地域ではほぼこの売り方なんです。
このまま持ち歩いて使えばいいんじゃないの?って思う人もいると思います。
ぶっちゃけ、それでも問題無いっちゃあ無いですけどあんまりオススメしません。
理由は2つ。

1.ビニール袋のままカニ餌を持ち歩くのはスマートではない

もうね、片手にビニール袋もってフラフラするのはとにかくダサイんですよ。
ほんと個人的にで申し訳ないんですけど、前打ちや落とし込みってのはタイコリールやカニ桶という「ならではのスタイル」ってのがある渋い釣り方だと僕は思ってるんですよね。
ある意味マニアックな前打ち釣りにおいて、右手にビニール袋持って釣り場を歩き回りゴソゴソカニを取り出すなんてもうイメージが崩れるんですよ。
それを木箱のエサ入れを使う伝統の前打ちスタイルは浦島太郎みたいでカッコよくないですか?
え?僕だけ?
木箱のカニ桶こそが本来のイカした前打ちの姿!
つまりSAMURAI前打ちスタイルなのですよ。

2.ビニール袋でカニを持ち歩くと、すぐに弱ってしまう

こっちがメインの理由です。
ビニール袋はご想像の通り気密性が高く、空気を通さない為にとにかくカニがすぐ弱ります。
特に真夏なんかではビニール袋の口を開けて空気が入る様にしておかないとものの数分でカニが死んでします。
僕は昔あまり意識せずにビニール袋のまま持ち歩いて釣りをしていて、次のカニを取り出そうと袋をあけるとカニが全滅・・・。
あの時はカニ達に悪い事をしたなと今でも罪悪感があります。

カニ桶の木箱は調湿機能がある。

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では、この木箱で出来た「カニ桶」(サカサ桶)は前打ち釣りにおいて特徴的な道具という事なんですが、なぜ木箱なのか?って事を説明します。
実はエサ箱が「木」で出来ているには都合の良い理由があって、桶の中の水分を木が吸って蒸発(気化)して内部の温度上昇を抑える働きがあるんですね。
簡単に言うと木箱はエサにとって快適な環境に保たれるって事です。

人間も木造住宅は調湿性質があるんで住み易いのは想像できると思います。
カニ意外にも、虫エサなんかも長持ちしますよ。
というわけで木箱はエサの保存に優れているんですが、もちろん無理にでもカニ桶じゃないとダメ!ってわけではないのですが、出来るだけ活きのいいカニを使ったほうが魚は釣れると思うんで試したいところ。
では、次は僕が前打ち釣りにおいておすすめのエサ箱(カニ桶に限らず)の選び方を紹介。

前打ち/落とし込みに便利なエサ箱(エサ入れ)の選び方

エサ箱はいろんなメーカーから出ているので、自分の使い易いなと思う物を選べば基本的にはOK。
中でも僕も使っている、いいなと思ったものを紹介します。

1.定番の前打ち/落とし込み師御用達の「カニ桶」


前打ちと言えばカニ桶でカニが長持ち、活きもピカ一。
見た目もシブイ上にカニの鮮度も保たれるので一番オススメのエサ箱。
欠点としては値段がそこそこする事と持ち運びがちょっとめんどくさい点。
木で出来ているので加工がし易くよく自己流に穴あけて首からかけられるようにしたりカスタムしたりしてる人も見かける。
釣り座を構えたら足元にカニ桶を置いて釣りしてる人もよく見かけるかな。

2.変則型カニ桶(ベルト通しタイプ)


こういうベルトに通せるように専用のベルト通しがついた木箱エサ入れもあるんでこれも便利ですよね。
ただこ、れ付けたまましゃがみこむとこぼれたりすんで要注意。
立ったまま移動を繰り返す人はこちらで、座りながら釣りする人は上のカニ桶のがいいですね。
ちゃんとした製品はカニが逃げないように「返し」がついてるのもマニアックですけどニクイとこですな。

3.プラスチックケースは丈夫で汎用性が高い

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僕も普段使ってるんですけど、こういうプラスチックケースもアリ。
オキアミを使う時は多用してます。
カニ桶に比べると容量は小さいのであまり入らないですが、木箱と違い丈夫でカビる心配もないのでメンテナンスが楽、また値段も安価。
カニの為というよりはアングラーの利便性重視。
ベルトに通したり、引っ掛けたりできるんで持ち運びも楽です。
ただ、真夏の炎天下ではカニがすぐ弱るので要注意です。
夏場はおとなしくカニ桶使った方がいいです。

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本来はサシ餌用のケースなので、中に水切り用の内蓋が付いていて、水が切れる仕様。
カニを入れるケースとしては逃げ易いし弱り易いんであまり向いていないです。

エサの保存について

カニをエサ箱に入れて釣りをする際、出来るだけ長持ちさせるコツは、少し水をいれてあげて下さい。
足が浸かるくらいの少しの水(海水でも可)を入れてあげると長持ちします。
真夏の炎天下の時には水が熱くなりすぎたらこまめに変えてあげると尚良いですね。
余ったカニ餌はカニ桶に入れたまま冷暗所に海水と一緒にいれておけば1週間は持ちました。
それ以上は試した事がないんで分かりませんが、カニ桶があれば保存も効くんで毎週釣りに行く人は便利ですね!
カニ桶は木で出来ているので、カニだけじゃなく虫エサを入れても長持ち出来ます。
迷ったらカニ桶を持っておけばかなり便利に使えますよ。
参考になれば^^



クロダイの釣り方まとめはこちら

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