こんにちは、ギョギョライターです。
夜釣りの相棒ヘッドライト。
僕の見たい物全てを照らし、そして魚からこちらの存在を隠す。
暗闇に潜むベイトの正体を明かせる光量を兼ね備えたヘッドライトが必要だ。
実は夜釣りにおけるヘッドライトは、普通のヘッドライトに求められる性能とは違うと思う。
通常のライトの役割と違い、ただ照らせばいいわけじゃなく一瞬だけ照らしたり長時間照らしたり光量も弱〜強までとトリッキーな使い方をする事が多い。
そんな釣りで使いやすいヘッドライトを見つけたい。
夜釣り最強のヘッドライトを探せ!
少し前にヘッドライトがついに壊れまして。
充電しても充電が出来ない。
せっかく釣りにいったのに真っ暗で釣りにならなくて、しぶしぶスマホのライトでなんとかやったものの片手がふさがるしで正直ストレスがすごくてすぐに釣りをやめてしまった。
わかるかなこの時の心境が・・・
これとほぼ同じだと思って頂いて差し支えない。
もうこんな経験はしたくないんだ。
結論から言うと現時点で僕が思う最強のヘッドライトはレッドレンザーのMH7が最も適していると思ったので紹介します。
レッドレンザーMH7は釣り人に必要な全ての機能を持っている
本体寸法(mm) | W69×H38×D38(ヘッド部) |
本体質量(g) | 約139(電池含) |
光束(lm) | ブースト:600 / パワー:400 / ミドル:170 / ロー:20 |
照射距離(m) | ブースト:200 / パワー:180 / ミドル:120 / ロー:40 |
点灯時間(h) | ブースト:- / パワー:7 / ミドル:10 / ロー:60 |
色温度(K) | 6000 ~ 7500 |
演色評価数(CRI) | 70 |
ライト機能 | ブースト、パワー、ミドルパワー、ローパワー、ブリンク |
落下試験(m) | 2 |
使用電池 | 専用充電池(Li-ion)/ 単3アルカリ電池×2本 |
充電時間(h) | 約4.5 |
充電池電圧(V) | 3.7 |
充電池容量(mAh) | 1550 |
電池の電力量(Wh) | 5.73 |
保護等級 | IP54 |
フォーカス機能 | あり |
主な素材 | ポリカーボネート、ABS樹脂 |
付属品 | 専用充電池、USBケーブル |
保証期間 | 5年間(製品登録で7年に延長) |
このレッドレンザーMH7の僕が思う良い所を息を大きく吸って一息で言うと、
釣り人のヘッドライトはそんじょそこらの安物とは違うんですよ。を具現化した高性能ヘッドライト。
しかも5年保証(会員登録で7年保証)も付いた耐久性にも自信アリのドイツのポータブルライト専門メーカーの製品です。
ドイツの化学は世界ーとはよく言ったもんだ。
最近の電化製品は海外勢強すぎだなぁ。
品質もそうだけどデザインなんて勝てる気がしない。
夜釣りに求められるヘッドライトの性能は?
15年も釣りをやってるので僕が求める性能はだんだんと固まりつつある。
僕が特に気にするのはこの3つ。
欲しい性能と実際にレッドレンザーMH7が適している理由と共に説明していきます。
明るく調光機能のあるもの
夜釣りにおけるヘッドライトは登山や探し物に使うライトと違って、ルアーチェンジの時や仕掛けをいじる時等は明るすぎると魚に警戒心を与えるし、かといって釣り場まで行く時や海の中のベイトをサーチしたい時はある程度の光量が欲しいです。
釣った魚の写真を撮る時もそれなりの光量も欲しいですしね。
従って光量「弱〜強」まで使い分ける必要が出てくるわけです。
具体的には、使い分けたい光量はこんな感じ。
使用状況 | 明るさ | 目安光量 | 理由 |
---|---|---|---|
ルアーチェンジ 仕掛けチェック | 弱orナイトビジョン | 50lm以下 | 海に近いので不必要に照らしたくない |
釣り場までの移動 | 中 | 200lm | 足元をある程度先までは照らしたい |
写真撮影 | 中~強 | 300~500lm | 魚が綺麗に写る光量 |
ベイトサーチ | 明るい程良い | それ以上 | 海中のベイトの有無の確認は明るい程良い (人がいる場所では照らさないでね) |
ルアー交換や仕掛けのチェックは出来るだけ警戒させない光量で
手元を照らす時には海中に近いところにいるので不必要に魚に警戒されない光量が望ましい。
MH7で言う所のローモード(20ルーメン)か、魚に警戒され難いと言われている赤色LED(ナイトビジョン)モードを使用したい。
ローモードかナイトビジョンどちらが良いかについては好みで使い分けて頂いて問題ないが、ストイックにいくなら魚には見えないといわれているナイトビジョンを積極的に使いたい。
赤色だと鳥とかも近づいて照らしても逃げないらしいです。
釣り場までの移動は中~強光量かつ照射範囲を調整
釣り場まで歩いていくときはミドルかパワーモードを使用する事が多いです。
ローモードでは暗くて足場が見えないので。
MH7にはアドバンスフォーカスシステムとかいう照射範囲を調整できる機能があるので、ワイド照射からスポット照射を片手で操作できる。
下の画像の部分をニュッと回すと照射範囲が変えられます。
機械式なので直感的に操作出来るのも良い。
フォーカスを変えるとこんな感じで近距離をワイド照射、遠距離をスポット照射と変えられる。
手元を全体的に照らしたい場合はワイド照射で、遠くを照らしたい時や海中のベイトをサーチする時は光を集めたスポット照射と一瞬で変更出来るので使い分けると便利です。
写真撮影はハイモードが綺麗に魚を照らせる
MH7のパワーモードで撮影したアジ。
レッドレンザーの光は均一なので魚がハッキリと綺麗に写せました。
ブーストモード(600lm)だと流石に光量が強すぎて写真が白飛びするのでパワーモードが丁度良い感じ。
ちなみにレッドレンザーのライトは非常に均一でムラなく照らし、照射範囲の境目が綺麗にくっきりと照らしてくれるので非常に見やすいです。
よくあるヘッドライトもこれはこれで悪くは無いですけど、照らしてる外にいく程輪郭がぼやけるのに対してレッドレンザーは照らしたい場所をくっきりと照らせてます。
ベイトサーチにはブーストモードを活用
写真だと明るさの違いが分かり難いですがMH7の切り札であるブーストモードはやばいです。
600ルーメン、照射距離200mの最大出力で眩しい程の明るさ。
海中の小魚の姿を確認したい時はブーストモードのスポット照射で見てみるとハッキリ確認できます。
※周りに人がいる場合は海中を照らさない様にして下さい。
ちなみにブーストモードは連続照射が10秒間しか出来ないまさに切り札的モードです。
とはいってもすぐにまたブースト照射できますけどね。
このブーストモード、MH7の使い勝手を各段に良くしている機能で、僕がこのヘッドライトをおすすめする最大の理由となっていますので後程説明。
点灯パターンへのボタンアクセスについて
上の図はレッドレンザーMH7のボタンを押す事によって点灯させる事の出来るパターンを記載した図です。
一見ややこしく思いますが、1日釣りで使っていれば慣れるのでご安心を。
多機能ヘッドライトである為に少々複雑ではあるけど、このボタンアクセスは実は釣りにおいてかなり僕は重要視している。
というのも、よくあるヘッドライトのパターンとして
の様な製品が多いけど、このパターン僕は結構ストレス。
例えばウェーディングや海近くで手元を少しだけ照らしたい場合、弱で付けても消す場合には必ず強を経由しないとライトを消す事が出来ないのでは、弱の意味が無い。
他にも竿にラインが絡んでいないか確認したい時や、針にゴミがついていないか一瞬だけチェックしたい時に何回も何回もカチカチカチカチボタンを押すのも時間がかかる。
下手すると押しすぎてまた弱から点灯してしまったり。
夜釣りは瞬間的に光が欲しい時や、照らしたくないシチュエーション、時には強い光量がほしかったりと普通のライトには求められない性能が求められる。
というかそういう性能があればモタつく事なくスムーズに釣りに移ることが出来る。
海へライトを照らしにいくのが目的であれば別だが、あくまで僕は魚を釣るのが目的だ。
その点、僕がMH7をおすすめする理由として
これに尽きる。
ボタンを素早くカチカチッと2回押せば、どのモードからも瞬時に600lmの照射が出来る。
どのモードからもというのがポイントで、このブーストモードのおかげでありとあらゆる状況に対応が出来る様になっている。
使って頂きたいシチュエーションは以下の通り。
よくある一瞬だけ照らしたい場面 | ボタン操作 |
---|---|
・ロッドの穂先にラインが絡んでいないか確認 ・針にゴミがついていないか確認 ・ナイトビジョン(赤色灯)を解除せずに明るく照射したい時 | ボタン2回押してブースト照射➡ボタン1回押して消灯 |
こんな感じで一瞬だけ点灯したい時にボタン操作を限りなく省略できる。
ブースト照射は光量が強いので、スポット範囲で海を照らさない様にすると良いです。
特にナイトビジョン(赤色灯)モードの時は非常に有効で、ナイトビジョン時はボタンを3秒長押しして通常の白色LEDモードにしないと白色LEDを使えない。
これが厄介で、ナイトビジョンを使用している時に穂先や針のチェックする為にいちいち3秒の長押しをしてまた3秒かけてナイトビジョンモードに戻すなんてやってられない。
たぶんレッドレンザーのライトを検討している人は同メーカーのMH5(現在人気でamazonも品切れ中)も候補に挙がっていると思うが、MH5はブーストモードがついていないので使い勝手が個人的に悪いです。
(ナイトビジョンを使わない人には問題無し)
仕掛けを変えたりルアーチェンジの時はしばらく付けっぱなしにすると思うので通常モードの弱・中・強かナイトビジョンで点灯するといいでしょう。
電源方式
最後にヘッドライトの電源方式についです。
MH7は充電or単3乾電池使用のハイブリッドタイプとなっていて、専用リチウム充電池を入れている時は付属のマグネット式ケーブルでUSB充電が可能。
万が一充電をし忘れた場合は単3電池2本を入れれば使用可能という最強の方式を採用している。
しかも充電もマグネット式というのがミソで、端子にマグネットケーブルを近づけるだけでカチッとくっついて充電が出来る。
これが何がいいの?って、よくあるUSBタイプB,Cは端子に刺すのがなかなか刺さらず煩わしかったり、何年も使用していくと端子が段々と広がって緩くなってきたりする。
レッドレンザーはそれらの心配が一切無いです。
近づければカチッで終了して端子の劣化も一切無し。
専用リチウム充電池も別売り購入で交換が出来るので劣化したら変えれば半永久的に使用が可能です。
よくある充電池内臓で交換出来ないヘッドライトは充電池がヘタったら終了になってしまう。
専用リチウム充電池の値段が高いっていう人は、マグネットケーブルでの充電は出来なくなってしまうが、普通の単3充電池を入れればリーズナブルかつ繰り返し電池も充電出来ますよ。
充電中にLEDが点灯しますが、光る色によって今の状態を示唆しています。
使用中にボタンを1回押すと2秒間LEDが光ります。
その時の色で電池残量を示唆しています。
レッドレンザーMH7の悪い所
良い所ばかりでは無く悪い所3点も紹介。
あえてこういう仕様で高級感を出してると思うんだけど、実釣の中だと少しモタつく感じがします。
ブーストモードが便利なのでそっちに慣れれば気になりませんが。
その分電池容量が大きいのでこのへんは使用時間とのトレードオフって感じです。
ずっと付けっぱなしにでもしない限り1回の釣行で電池切れはまず起こさないと思います。
重さが気になる人は首にかけて使用が良いと思います。
IP54は「あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない」という性能になるので、大雨に打たれながらでの使用だと少し厳しい。
小雨パラパラ程度の使用までにとどめておきたいです。
以上、現時点で僕がおすすめする最強のヘッドライトでした!
高スペックヘッドライトなのでお値段は少々張りますが値段に見合う品質できっとあなたの右腕になってくれるに違いないはず。
保証期間も5年と長いので良い性能を使えると思えば全然高くは無いです。
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