釣り易さ:★☆☆☆☆
冬~春のアミパターン編です。
このパターンは僕も苦手でめちゃめちゃ難しいです。
初心者の人はあまり手を出すべきでは無いパターンですが、結構遭遇しますんで知識として頭にいれて置いて下さい(笑)
そんなアミパターンの僕なりの考えです。
冬~初春のアミパターン アミって何?
春に有名なバチパターンと双璧をなす厄介な「アミパターン」。
アミパターンとは、シーバスが「アミ」と呼ばれる小型のエビ(3cmも無い)を偏食している状態です。
アミ=アミエビで動物性プランクトン?の総称みたいですね。
まぁようはベイトとなるバチや小魚がいないんで偏食というか、こういった物を食べてるんですね。
このアミを食べてるシーバスを釣るのは実はかなり難しいと言われている。
最大の理由としては1つ。
・アミをルアーで模す事が出来ない
もうね、これに尽きると思うんですよ。
3cmにも満たない動物性プランクトンだかなんだかに似せてルアーで釣るなんて現実的では無いですよね。
よってこの話は終了とします。
と、思いきやですね‼
さすが全国何万人といるシーバスアングラー。
ありとあらゆるメソッドや仮設を駆使してセオリーという物が存在してます。
それを改めて紹介しましょう!
アミパターンの釣り方は2つ。
1.アミに似せたルアーで釣る
2.リアクションで釣る
1.アミに似せたルアーで釣る
いきなり先述を覆しましたが気にせず説明します。
アミエビに似せたルアー。
正直そんな物は存在しない上に、無理やり3cm程のエビ型プランクトンルアーなんて作った所で・・・である。
この場合のアミに似せる、というのはアミを「塊」として考えているようです。
そもそもアミは群れており、水中を静止したまま止まってチョコチョコ動いている、もしくは流れに身を任せて流されている事が多いらしい。
よくいわれるのがサスペンド系(浮かばず、沈まず)のルアーで塊を演出するか、シンキングペンシル等のフラフラした動きのルアーで塊を演出する方法。
アミパターンで使われるルアーはクリアー(透明)系で、中でも「ギーゴ」カラーと呼ばれるルアーが一応アミルアーとして存在する。
プランクトンなんで透明で、ギーゴもクリアの中に点在する1匹のアミとしてみようと思えば見える・・・?
どちらかというと感覚的な似せ方って感じですね。
従ってアミに似せたルアーの模範的な回答としては
・動きがフラフラ系
・クリアー(透明)
・ギーゴカラー(エビカラー)
というルアーが現時点では有効、というのがセオリーだと思います。
具体的なルアーをあげるとこういうの。
ギーゴってのはこのルアーの「トラ柄」みたいなギザギザです。
このギザ一つ一つがエビっぽい・・・?
2.シーバスをリアクションで釣る
2つ目はシーバスをリアクションで誘うという釣り方。
この釣り方はルアーをベイトであるアミに似せる気は全く毛頭無い。
うるせぇ!とりあえず食え‼といった攻撃的なやり方である。
使うルアーは「バイブレーション」が最も効率が良い。
え?アミに全然似てなくない?
そう、似せていない。
考え方としては、シーバスは目の前をベイトが現れると条件反射みたいな物で攻撃するといった習性がある。
これを利用し、バイブレーション等でリフト&フォールやジャークを繰り返し無理やり口を使わせるという釣り方。
この釣り方のメリットは今シーバスが何を食っていようが習性を利用しているので関係が無いという点と、手返しがよく勝負が速いという点。
いきなりこれを試すとスレを進行させるので、あくまでも切り札的な使い方が良いと思う。
上のアミに模したルアーを試したあと、リアクションの釣り方にシフトしてシーバスがいるのかどうか?と答え合わせをする意味で使うといいと思います。
アミにも使えるリアクション狙いでコウメ。
まだベイトフィッシュが確認できない時期によく釣果報告でこういったバイブで釣れている事がありません?
リアクションで釣りあげてる事が多いと思います。
僕のアミパターンの考え方
上で説明したのが一般的よく世間で言われている「アミパターン」の釣り方だと思います。
まぁ、シーバスに直接聞けないので仮説を駆使して釣るしか無いんですけどね(笑)
僕が思うアミパターンに対する釣り方、考え方としては時期的にシーバスの捕食するベイトが少ないという部分。
(バチも局地的で、抜けない場所もある)
またシーバス自体に体力が無く、積極的にベイトフィッシュが居ても追えないorベイトフィッシュはいるが数が少なくて積極的に追いかけるのは効率が悪いという状況の中、たまたま流れてきている物=アミを食っているんじゃないかな?と思うんです。
偏食、という言い方をすると他にもベイトがいる中で「あえてアミを捕食」しているという意味になるが、もちろんそういう事もあるとは思うが、アミパターンのシーバスは痩せ細った固体が多い事から捕食出来る物がたまたまアミだったという方が自然ではないかな。
従ってアミパターンのシーバスを狙う場合には待ち伏せしている魚の目の前に「食べられそうな生き物」をすっと通してあげる、という部分が重要なのではないだろうか?
アミでなくても目の前に食えそうな生き物が流れてくれば僕なら食う。
ただここがキモで、ブリブリとしたアクションのミノーではいくら近くに流れてきても「小魚」では動きが速いので食えそう、というシーバスの捕食スイッチが入らない可能性がある。
その為に上の画像のようなシンキングペンシル等のフラフラ系アクションが効くのはこの点からではないかな?というのが僕の考え方です。
が!
あくまでの僕の現在の考え方なんでまた時が立つにつれて意見が変わるかもしれませんね(笑)
アミパターンに有効なルアー
シーバスの釣り方まとめはこちら
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