ウェーダーの形状・素材・靴底の選び方&おすすめウェーダー

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シーバス道具

サーフや浅瀬などで大活躍するのがウェーダー。
これを履けばシャロー帯の水の中へジャブジャブ入っていく事が出来て、岸からでは届かないポイントへルアーを投げることが出来ます。
そんなウェーダー、どんな種類があってどこに注意して選べば良いのかを紹介します!

ウェーダーを選ぶポイントは3つ

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ウェーダーとは靴とズボンがつながった様な防水の衣類の事で、これがあれば水の中までジャブジャブと入っていけます。(胴長とも言います。)
ウェーダーも種類が多いので選ぶのに迷ってしまうと思いますが、選ぶポイントは3つです!

1.形状
2.生地
3.靴底(ソール)

この3点が大きな違いになります。

ウェーダーの形状

ウェーダーは実は形状に大きく分けて3種類があります。
それぞれメリット、デメリットがあるので形状別に見てみましょう!

ヒップウェーダー

脱ぎ履きが容易で水深の浅いところやちょっと水の中に入りたい時はヒップウェーダー

他のウェーダーの形状に比べお尻程までの布面積で短いのが特徴で、わずらわしい脱ぎ履きが非常に楽ちんです。
また動きやすいのもポイントですが、僕はルアー釣りでヒップウェーダーを履いている人を見たことなく、釣り用には向いてないです。
僕は潮干狩り用だと思ってますが、潮干狩りだとしても下に書くウェーダーのほうが良いです。
一応こんなウェーダーもありますよっていう紹介でした。

ウェストハイウェーダー

腰まであるタイプのウェーダーで、比較的浅い場所までの使用が理想で、膝くらいまで立ち込めのがウェストハイウェーダー

ヒップウェーダーよりは安心感のあるタイプですが、僕はこのウェーダーを釣りで履いている人もあまり見たことないです。
浅い場所で水のかぶる心配の無い場所でなら蒸れ難いので快適だと思いますが、ルアー釣りでは中途半端にこの丈のウェーダーを買うなら下のチェストハイウェーダーを買うのがおすすめ。

チェストハイウェーダー

胸までの長さまで生地があり、腰のあたりまでの水深まで立ちこむことが出来るのがチェストハイウェーダー

ウェーディングでは波が静かとは限りませんので、波しぶきや船が通過した際などはこのウェーダーが一番安心感があり安全ですね。
現在ルアーフィッシングでは一番の主流のタイプで、形状は理由が無い限りはチェストハイウェーダーを選べば問題無いです。
ウェーダー単品の画像を見ると胸まで覆ってるので、履いた事無い人は一見クソダサくて本当にこんなのみんな履いてるのかと心配になると思いますが、上からジャケットやベストを着るので大丈夫です、安心してください。

ウェーダーの材質  生地の特徴

ウェーダーの生地の材質も大きくわけて3種類あります。
それぞれ特徴があるので季節や自分の使い方に合わせて選択します。

ナイロン:安価でオールシーズンな素材

ナイロンは丈夫で安価な季節問わず使えるオールマイティーな素材

ナイロン素材は一番基本的な素材で、丈夫で比較的安価なのが特徴です。
素材的には調湿機能や保温機能は無いので、夏場は蒸れ易かったり冬場は寒かったりと快適性に特化はしていませんが、丈夫ですので季節問わず使えます。
他素材と比べて安価な素材ですが、メーカーによって高価なナイロン製は厚みがあってより丈夫に作られていたりする物もあります。

安いナイロン製ウェーダーは消耗品と割り切って使う方に好まれるタイプです。
またウェーダーを何種類も用意するのが煩わしい人もナイロンウェーダーが好まれます。
従ってとりあえずウェーダーがほしいという人にはまずはナイロンを使うのがオススメです。

透湿素材:蒸れにくく夏場に特化した素材
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透湿素材(とうしつそざい)とは外からの水は通さないのは当たり前に、内側の湿気(水蒸気)を外へ逃がす性質を持ち、夏場での使用に特化した素材

透湿素材とは、内側の湿気を外に逃がしてくれる素材ですので蒸れにくく夏場等の暑い時期に快適なウェーダーです。
透湿素材は総称で具体的な素材名で有名なのはゴアテックス製があげられます。
他にもエントラント等ありますが、どちらも素材自体が高級ですのでナイロン製に比べてウェーダー自体の価格も高価になります。
ただ、最近は釣具メーカーも自分立ち独自の透湿素材を開発しており比較的安価に買える透湿ウェーダーも出てきました。
※ダイワのブレスアーマー、シマノのドライシールド等
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クロロプレーン:暖かく冬場に特化した素材

クロロプレーンは伸縮性が高く、保温効果がある冬場に特化した素材

クロロプレーンは伸縮性が高く、なにより厚みがあり保温効果があるのが特徴の素材です。
冬場の立ちこみにはベストな素材で寒い時期にウェーディングをする時はこちらの素材で決まり。
クロロプレーンはサーフィンのウェットスーツの素材と思って頂ければ分かり易いかな。
ただ、ナイロンや透湿素材でもウェーダーの中にズボンを重ね着で履いての対策も可能です(笑)
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靴底(ソール)を選ぶポイント

靴底(ソール)も3種類あり、それぞれ特徴があります。
ウェーダーを選ぶ時の重要なポイントなので自分がウェーディングする場所の地形にあわせて選んでください。

ラジアルソール:サーフ用

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ラジアルソールは手入れの楽なゴム底素材でサーフでの使用に向いた靴底です。

得意な地形:サーフ
ラジアルソールはいわゆるゴム底で、濡れたコンクリや苔のある場所では非常にツルッと滑り易いので注意が必要です。
安価ですがあまり特徴も無いソールです。
しかしメリットもあり、砂浜ではフェルトソールですと砂がフェルトに入り込み手入れがめんどくさいことから、その心配のないラジアルソールをあえて選ぶ人もいます。
サーフでは滑る事は無いので安全面という点では基本的にどんな靴底でも大丈夫です。

フェルトソール:濡れた地面用

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フェルトソールは濡れたぬるぬるした地面が得意な靴底です。

得意な地形:濡れた場所・濡れたコンクリート
フェルトソールは水を含むとグリップの増す素材でぬるぬるした地面が得意な靴底です。
濡れたコンクリートや岩場での使用に向いています。

フェルトスパイク:オールマイティー

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フェルトスパイクはフェルトにピンを埋め込んだ、苔に強い靴底です。

得意な地形:濡れた地形・苔のある場所・ゴロタ
フェルトにスパイクピンが埋め込まれているソールで、ピンがあるおかげでぬるぬるした場所でもピンがくいこむのですべりづらいです。
特に厚みのある苔が生えた場所ではピンが食い込むのでグリップ力が強いです。
その反面、コンクリート等の硬い場所はピンが支えてしまいフェルトがしっかりとグリップせずすべるので注意が必要。
個人的にはサーフ以外のウェーディングする地形が分からない場合は、フェルトスパイクがオールマイティーに使えると思います。

1つ買うならソルトブレスウェーダーがおすすめ。

以上のウェーダーの選び方を踏まえて、僕のおすすめのウェーダーと使い方を紹介します。
まず、僕がウェーダーに求める条件としては以下のとおり。

・ウェーダーは何足も用意せず、1つだけが良い
・雨の日にもレインパンツの代わりとして使用したい
・夏場でも使用する
・動き易い物が良い
・派手なデザインは嫌だ
・以上を踏まえて安価な物が良い

以上の条件にはまる人は是非おすすめです。

スリムフィット裁断により、フィット感に優れ、機動性も向上
不快なムレを低減する新素材3層構造防水透湿素材『ブレスアーマーネオ』採用、しなやかな風合いで驚きの履き心地
屈曲性とグリップ性に優れたスーパーキュービックセンサーソール(フェルトスパイクソール)を新 たに採用
フロント内側に小物ポケット
屈曲性が高く軽量で紫外線劣化に強いPVC一体成型ブーツ、ショート丈で高い機動性能
ウエストベルト・ベルトループ搭載

※ダイワ公式より

チェストハイ・透湿素材・フェルトスパイク仕様のウェーダーで、僕はこれ一つでオールシーズン対応しています。
ダイワオリジナルのブレスアーマーという透湿素材で薄めのシャカシャカとした質感で非常に軽く、動き易くて蒸れにくいです。
夏場はこれでも汗だくにはなりますが、他素材と比べてはるかにマシで快適です。
ウェーディングだけでなく、雨の日も陸っぱりでレインパンツとしても使用出来るので透湿素材は無敵です。
・2023/1/20 水漏れした為、買い換えました。現在こちらをオススメしています↓

ロゴが派手じゃないのも高ポイントです。
見た目も安物と違ってやぼったくないです。

靴底がフラットになっていて、歩きやすく面でフェルトスパイクが食い込むので滑り難いです。
海中はいろいろ沈んでるのでこのくらい厚みあるほうが安心。

ダイワ公式HPより

サイズ感ですが僕は身長171cmで足のサイズが実測26cmのLサイズを着用してますが、結構ブーツの中に遊びがあって歩きづらかったので、100均で中敷きを買って調整してます。(入れれば大丈夫です。)

問題は透湿素材なので寒さには弱いですが、インナーに暖かい物を着こむ事で対応しています。
本来はクロロプレーン素材で別ウェーダー用意した方が快適なのですが、インナー対応の方が釣り以外でも対応出来ますしウェーダー二つ買うよりコスパに優れると思うので冬場はベタですがユニクロの極暖タイツ+裏起毛パンツでいけます。
それよりも足先の冷え対策(これはクロロプレーンウェーダーでも)が非常に重要で、モンベルのエクスペディションソックスを使用してます。

3,000m級の冬季登山や極地探検などでの使用に耐えうる、最高水準の保温性・耐久性・クッション性を備えた最強の靴下なので冬場ではおすすめです。
12月の気温11度、水温7度でも使用しましたが耐えられます。

ウェーダー1つでオールシーズン着まわしたい人にはおすすめですので是非参考になれば!

シーバスの釣り方まとめはこちら

コメント

  1. サンタクロース より:

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    父親へのプレゼントにウェーダーを探していてとても参考になりました。どうもありがとう!

  2. ギョギョライター より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 父親へのプレゼントにウェーダーを探していてとても参考になりました。どうもありがとう!
    コメント頂きありがとうございます^^
    そういって頂けると、しみじみブログ書いててよかったなあ~と思います!
    お父さんの為に調べてくれて、想像するだけでこっちがうれしくなりした。(笑)
    サンタさんささやかなプレゼントをありがとう御座います♪

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