こんにちは、ギョギョライターです。
釣り用靴というのはたくさんある。
フェルトソールやスパイクソールにハイパーVにキュービックスパイク等など。
しかしこれらはあくまで各釣り場に特化した尖った性能を持った靴達だ。
今回は、汎用性という部分に特化した普段履きから足場の良い釣り場でお手軽に履けるダナーフィールドロウというアウトドアブーツを紹介したい。
革靴好きの僕がおすすめするライトな釣りにも使えるブーツ(短靴)です。
ダナーフィールドローってどんな靴?
DANNER FIELDのスペックはそのままに、フィールドワークやタウンユースでの着用を想定したLOW CUTスタイルの提案。 カットが短くなったことで低山ハイクや散策、キャンプやBBQといったアウトドアシーンだけでなく、梅雨や秋雨のような年間を通しての降水時にも気軽に普段履きとしても活躍。過去にも同様にトップモデルのLOWカットスタイルは多くの支持を受けていた中、FIELD LOWも待望のラインナップとなった。インソールはOrtholite®社のカップインソール。ボトムはクッション性・汎発性を重視したミッドソールと、Vibram®クレッターリフトの組み合わせ。高いグリップと耐摩耗性を重視した仕様となっている。防水・透湿性能に優れたGORE-TEXライニングを使用。ソールの交換 可能
【特長・仕様】
フルグレインウォータープルーフレザー、GORE-TEXメンブレン(防水フィルム)、VIBRAM クレッターリフト、Ortholite®インソール、重量640g、ソール交換可能。
※ダナー公式HPより抜粋
これがブーツ好きなら誰もが知っているアメリカの靴メーカー、ダナー社の短靴であるフィールドロウ。
この会社の「ダナーライト」というブーツはあまりにも有名。
この靴の性能を語る前にダナー社についてどんな会社なのかインプットしておきたい。
公式より要約。
ダナーという会社の靴といえば完全防水が売りで悪天候に強いブーツのイメージ。
そのダナー社で一番有名な靴が写真左のダナーライトというブーツ。
そのダナーライトというブーツの短靴かつ廉価版バージョンが写真右のダナーフィルドローです。
ダナーフィールドのローカットってことですね。
僕は両方持ってます、両方大好きです。
ダナーフィールドロウの防水性能と特徴は?
ダナーフィールドロウの特徴をまとめると以下の通り。
ゴアテックス使用で革靴なのに完全防水
フルグレインウォータープルーフレザーにゴアテックスのメンブレンを搭載した防水靴。
ダナーライトの廉価版とは言え、そこはダナー。
これくらいの水位はまったく浸水してきません。
まだまだ大丈夫です。
メッシュ部分は浸水しそうなイメージですがゴアテックスが入った生地なので大丈夫です。
もはやショート長靴といってもいい。
こんなシチュエーションはありえないですが、防水性能を見て頂くには十分だと思います。
(水は入ってきませんが、靴に良いとは言えないので長時間はやめてね)
この防水性能+アウトドアブーツが組み合わさることで、非常に無骨な、いい意味で雑な使い方が出来ます。
釣り場の散策中にこんな水溜まりがあってもドカドカ歩いていける。
普通の靴だと避けながら歩かないといけない場所でも気にならない。
写真で見ると大したことないと思うけど、実際スニーカーとかクロックスだとこの水たまりは避けるレベル。
キャンプ当日に雨が降って地面がビショビショになった時も、皆は靴が汚れるし水が浸みてきちゃうから避ける中、フィールドローは気にしなくても大丈夫。
汚れるけど。
近くの水辺でそのまま洗える。
革靴はどれだけ汚れても家帰って磨けばほぼ元通りになるほど見た目が戻る。
これがスニーカーには無い、高価ではあるけど革靴の長く付き合っていける最大の利点。
素材が良い物は導入コストは高いけどコスパが良いんだ。
革靴なのでメンテナンス次第で長持ち
ダナーフィールドロウのアッパーにはフルグレインウォータープルーフレザーを使用していて、牛革の一番高級で耐久性に優れた部分の無加工の革にダナー独自の製法で防水加工をているそうです。
ダナー独自の製法ってのが企業秘密らしくて具体的にどんな加工をしているのか調べても出てこなかった。
革靴の良いところはメンテナンス次第で非常に長持ち。
フルグレインレザーは耐久性と通気性があって磨くといい感じの色気と艶や出る。
革靴を持っていて普段から磨く人は分かると思うが、ブラッシングと汚れ落とし、オイルを塗り込む事で綺麗になりキズも経年劣化として楽しむ事が出来る。
靴磨きについては割愛するが、写真の様に好みでマット仕様にもツヤあり仕様にも自分の好みでこの靴といろんな場所を歩くと楽しいです。
ちなみに僕はマット仕上げの方が好きです。
野球のグローブやサッカーのスパイクシューズ等、昔ミンクオイルを塗ってメンテナンスをしてた人も多いんじゃないでしょうか?
久しぶりに思い出してみませんか。
脱ぎ履きがし易い
僕が本家ダナーライトでは無く、ダナーフィールドローを汎用性最強としている理由の一つがローカットで脱ぎ履きがし易いから。
本家ダナーライトはハイカットかつゴアテックスブーティーで、より防水性と防御力が高い仕様だけどいかんせん脱ぎ履きがメンドクサイのがデメリット。
釣りで使うとなると釣り場でウェーダーに履き替えたりするにはローカットが非常に使いやすい。
ハイカットブーツはかっこいいけど履くのに抵抗がある人にもローカットはスニーカーの様に履けるからおすすめ。
ただ個人的にはやっぱダナーライトはハイカットの無骨さがあったほうがカッコ良いんだけどね。
ダナーライトローは街履きでも使えるデザイン
デザインは人それぞれ好みあるので正解は無いけど、ローカットなので主張しすぎず、かといってVIBRAMのごついソールとハトメがブーツらしい存在感を出してる。
スキニーでもデニムでも太目のパンツでも何でも合うと思う。
町で履いても悪目立ちもしないし釣り場にもその機能性の高さから履いていける。
足元の悪い雨の日だって長靴なんて履かずにこれ履いていけばいい。
汚れてるくらいがちょうどよい。
迷ったらこのダナーフィールドロー履いておけば問題無い。
値段がお手頃
ダナーフィールドローは恐ろしい程に値段がお手頃。
本家ダナーライトと比較してみよう。
ダナー名称 | 特徴 | 原産国 | 値段 |
---|---|---|---|
ダナーライト | 本家ダナーライト | アメリカ | 60500円 |
ダナーフィールドロウ | ダナーライトの廉価版&短靴ver. | ベトナム | 25300円 |
約半額以下でこの防水性能を持った短靴が買えるのは嬉しいです。
もちろん廉価版ではあるので本家と比較するとゴアテックスブーティーじゃ無い等ありますがですがそれでも十分釣りに使うアクティブシューズとしては安価というのはむしろポジティブに捉えられます。
本格的なブーツと比較すると廉価版の値段といった感じですが、十分普通の靴としては高価な部類です。
革靴は年単位で長く履けますので、1足持っておいても十分元は取れますb
ダナーフィールドローのサイズ感は?
ダナーフィールドローのサイズ感ですが、僕の足が実測で26cmで靴はUS8(26cm)を着用し純正の中敷きを入れた状態でジャストサイズですのでほぼ表記通りで良いと思います。
つま先にに5mmほど余裕があるかなという感じ。
人によっては窮屈に感じるかもしれないですが、革が伸びてくるので表記通りで良いと思います。
かっちりジャストが良い人は表記通り、厚めの靴下を履く人や少し余裕が欲しい人は0.5mmサイズアップが良いかな。
革靴のサイズ選びは非常に難しく店頭で実際に履いてもうーん、と結構なります。
迷ったら中敷きで調整可能なので0.5mmサイズアップしてもいいと思います。
日本表記(センチ) | 24.5 | 25.0 | 25.5 | 26.0 | 26.5 | 27.0 | 27.5 | 28.0 | 28.5 | 29.0 |
US表記(インチ) | 6H | 7 | 7H | 8 | 8H | 9 | 9H | 10 | 10H | 11 |
汎用性最強の、ライトな釣りにも最適なアウトドアブーツです。
カラー展開はこの画像のBLACK/BLACKとBROWN/BEIGEの2色あります。
アウトドアでガシガシ使うのであれば汚れが目立ちにくいブラックが良いかな。
ダナーフィールドロウはとにかく使い勝手が良いです。
ビブラムソールで靴底に3cm程の厚みがあるので多少ぬかるんでてたり草が生い茂ってても無視してドカドカ踏みしめていける。
さらっと身長も高く見える嬉しい効果もある。
普段の靴じゃ汚れを気にしちゃうとこでもアウトドアブーツらしく一切気にしない、そんな無骨な使い方が出来るのがこの靴の魅力。
釣りだけじゃなく、雨降ってる日が一番活躍する。
ダナーライトの廉価版で素材の質を少し落としているとは言え、上手にメンテナンスやソール交換等していけば10年単位の相棒となる非常に良い靴です。
長く使う為にもシューキーパーを入れて保存をおすすめします。
(特に水に濡れると乾燥した際に革靴が型崩れし易い為)
安いので十分ですので臭いも防げるし玄関に置いておくにも様になると思います。
僕はこれを使ってます。
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